気まぐれ日記
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2008年08月25日(月) |
虚飾に終わった自画自賛の五輪 |
8月9日の気まぐれ日記に【人類の祭典とはおよそ懸け離れたオリンピック】と題して評しましたが、昨日8月24日に長い祭典を終了した。
人民日報は【開放的で自信に満ちた五輪】と自画自賛し、更に【13億人の人民が最大の努力と情熱を持って楽しい舞台を作り上げた】とも言う。また【他国を圧倒して51個の金メタルを獲得し優秀な成績で世界の注目を集めた】 これら全てが強制的であり、国家と一部の党幹部の為に、残り13億人民の犠牲の上に成り立ち、国家の威信の為膨大な資金を掛け51個の金メダル買ったとも言えよう。メダル大国とスポーツ大国とは基本的な理念が根本的に違う。
祭典はきらびやかさと豪華さ一色であり、この祭典で何を訴えたいのだろうか 花火を打ち上げ、この世の花と思わんばかりに素晴らしいそして開放された自由の国、幸せな国を演出しているのでしょう。祭典に反対する人そして団体は1件もなく、すべてが話し合いにより解決されたと言う。
次回ロンドンオリンピックはオリンピックの原点に戻る祭典にするとロンドンオリンピック委員は切々と訴えていた。
批判を封じ礼賛一色。大国のメンツ【力】で保つ(道新社説)
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