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あるこのつれづれ野球日記
あるこ
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2007年05月20日(日)
こんなにハイでいいのか、私。


 ついに春季大会決勝戦。東山が決勝戦まで進むなんて、誰が予想できただろう。なんか未だに信じられない。こんなに長い春はいつ以来だ?!

 しっかしなあ、失礼ながら、私は思った。「一体、何点くらい取られて負けるのだろう」って。0−9か1−9かそんな感じになるんじゃないかと思ってた。

 ところが、そんな私の過小評価をも突き破り、立命館打線は大爆発。5回終了地点で1ー13。えらいこっちゃ、こりゃ閉会式が罰ゲームやで。気持ちがどんより沈んだり、なんか腹立ったり、私の感情はくるくる変わって忙しかった。三塁側東山スタンドでは、相変わらずはちゃめちゃな応援が続いていた。まだ試合は終わってはいないのだ。

 グラウンド整備が終わり、6回表が始まると、私のテンションはガチーンと上がった。今大会一番と言っていいくらいハイになった。楽しくて楽しくてしょうがない。今日この日試合があることが嬉しくてしょうがない。次々出てくるメンバーを撮影するのに忙しい。そして、改めて思う。君ら、大好きや。1−17でも、17−1でも、私の中ではたいした問題ではない。でも、勝っているときより、負けているときに思いはますます強くなる。これは、同じようにラブな高校がある市長も言っていた。

 球場を出ると、立命館の保護者が東山の選手に声をかけていた。「ごめんねー、勝っちゃった」「でも、もう少しやから(私からしたら、何がどうもう少しなのかわからんが)、夏、がんばるんやで」。選手は脱帽して、小さく会釈した。中学時代以前に、この保護者の息子と選手がチームメートだったのかもしれない。別のところでは、立命館と東山の保護者が「いや〜、久し振りやね〜」と手を取り合っていた。ここも、前者と同じような関係か。試合後に、これを見れてよかった。何か大事なことを忘れるところだった。

 そのあとは、いつものカメラ仲間と喫茶店で座談会。「決勝は、あれだけ点差がついたから、立命館を追うしかないやろね」と師匠。私、撮影枚数700枚中650枚が東山でしたが、何か。