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あるこのつれづれ野球日記
あるこ
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2007年05月12日(土)
女パワーで、準々決勝1日目


 今日は、春季京都大会準々決勝。開門前に球場に到着。明日の東山の試合に備え、アップはいつから始まり、どういう風に進行していくかをチェックしながらの撮影。私の撮りたいシーンは、8時半頃になる模様。

 第一試合は、乙訓−平安。先日の太陽が丘で見た凛々しい顔で打席に立つ選手がいる。スタンド内で彼の保護者と思われる男女を発見。「質問〜、バッターボックスであんなに凛々しい顔でいられる子供に育てるのはどうすればいいんですか?」(笑)。ところが、試合後、師匠を始めとする撮影仲間(大半が男)たちとあれこれ野球談話をしたのだけど、どうも彼の評判は芳しくない。「覇気がないだの」「硬い」だの。打撃は大ブレーキ、守備ではエラー。そう言われてもしようがないのだけど、レンズを通して見た凛々しさには嘘はないんだ。目先の結果だけで物を言わないで欲しいわ。同性って、やぁ〜ね(苦笑)。

 それにしても、11−3、8回コールドというスコアにはビックリ(何度となく練習を見ている師匠からしたら、別に驚くことでもなんでもないらしい)!先頭打者初球ホームランにもビックリ!終盤、平安の捕手がベンチから何か言われていたようだ。いわゆる口頭指導か。前までなら、「みんなの前でかわいそう」と思ったけど、むしろ何も言われない方がかわいそう。今ではそう思う。けど、球場でファウルボールボーイ(?)やってた選手が、試合後ファンとおぼしき年輩男性に懇々と説教されているのは、かわそうだと思った。

 私たち撮影者が、昼ご飯を食べるタイミングは非常に難しい。第二試合のノック時間を泣く泣く犠牲にして、弁当やパンをパクつく。今日は師匠を始めとする撮影者が、ひとところにかたまって第1試合の話なんかをしながら、昼食。ところが、私は弁当をそこそこに撮影再開。それを見た師匠が、「みんなごはん食べてんのに、(撮影しているの)自分だけやで。やっぱり若いんやな〜(撮影メンバーで私が最年少)」とため息をようなつく感じでぼぞっと言った。若いと言われて嬉しいと思う年頃ではあるけど、いち早く撮影を再開した理由は他でもない。ノッカー(多分監督だと思われる)が、かっこよかったからだ。それ以外に何の理由もない。だから、元気は若さからではなく、女性と書いて、“おんなのさが”と読むところから湧いてきたのだ。

 5月に入って撮影は4日目。MFにもちょっと慣れてきたと思い、ピントが合うと音が鳴るのをいいことに、意気揚々と撮影。気分よく帰宅したけど、PC画面を前にすると、それはやはり気のせいであることが発覚。こないだまで使っていたレンズの性能の良さを、自分の腕が上がったと勘違いしていた。ああ、愚かしい。MFは、1日にしてならず。