
|
 |
| 2005年11月21日(月) ■ |
 |
| 『生協の白石さん』 |
 |
という本を今、読んでいます。これは、東京都内のとある大学生協のひとことカードのやりとりが書かれたもので、今やベストセラー。この大学ではひとことカードのやりとりが盛ん。学生からの思わず吹き出してしまうようなくらだない質問に、回答担当の職員・白石さんが仕事に限りなく忠実であろうとまじめに答えているて、ここでクスクスと笑えてくる。一冊で2種類の笑いが楽しめる代物。
気持ちを緩くしたくて買った本だけど、ここでも何故かかなりの頻度で登場する野球。「中日は今年も優勝しますか?」と質問する学生。「プロ野球チップスの売り上げが芳しくないのは、見本が土橋(ヤクルト)だからでしょうか?」と質問から決して脱線しない程度にコメントする担当者・白石さん。その後、「プロ野球チップスを買い占めました」「見本を土橋から上原(OR松坂)に代えてはいかがでしょう?たぶん売れます」という学生の質問(コメント?)が返ってきたり。このひとことカードのおかげでプロ野球チップスの売り上げが飛躍的に伸びたとあとがきにありました。全く意図ナシ手にした本で野球に出会うとは。野球がソレだけ人々の日常にしみこんでいて、この本を手にした野球好きの私は、当分野球からは逃れられないなと思う次第。
さて、大学生協と言えば、うちの母校にもあり、何かと御世話になった。食堂はカレー以外はみな美味しかった。生協で大量に菓子を買い込み、3時間ぶっとおしで食べ、お菓子を食べ過ぎると視界が朦朧とすることを学習した。また、大学4年間で熱くなったのは、プリぺードカードで残り一桁を作ること。残り残金を0〜9まで10枚集めるため、あれこれ計算して買ったり、お金を補充したり。その熱意が伝わったのか、友人から偶然できた残金一桁プリぺードカードをもらったころもあった。結局、3円と8円をどうしても作ることができず、夢破れたり。思えば、頭のネジがちょっとゆるんだパーチクリンな学生生活を送っていたものだ…。
|
|