
|
 |
| 2005年10月06日(木) ■ |
 |
| ♪男の子も女の子も耳年増〜 |
 |
ある日、電車に揺られ移動していたときのこと。近くには、これから試合へ行くであろうユニフォームを着た中学生数人と指導者らしき若い男性がいた。遠出だったらしく、子供たちははしゃいでいた。指導者とも仲良く話している。何を言っているのだろう?耳を澄ませてみると。
「せんせー、Gスポットってなに?」 「シックスナインってなに?」 さわやかな休日の朝に下ネタ爆裂かいっ。私は吹き出しそうになるのをこらえた。先生は、困った顔をしながらも、世の大人たちがよく使う大人の威厳で子供達を抑えこむことはなかった。なかなか出来ることではない。そんな彼の広い心を知ってか知らずか、子供たちはおもしろがって、話はさらに盛り上がった。ニヤニヤしてても、ちっともやらしく見えない真っ黒に日焼けした顔を、あどけない口、さわやかな白い歯…。
「せんせー、Gスポットってなに?」 「シックスナインってなに?」 「やったことある?」 「息子ってなに?」
確信犯である(笑)。その日は行楽日和で、山へ行く格好をした年輩の人でいっぱいだった。ご婦人方は聞いてない振りをし、おじさま方はにやついていた。そんな子供達はかぶる帽子のひさしの裏には、“一球入魂”“目指せ優勝”などと書いてあった。笑っちゃうし、かわいいよね。大きくなって、アレやコレやを十分堪能した暁には、是非この日のことを思い出して欲しいものだ。
余談だけど、私も家庭教師をしていたとき、当時中学生だった女の子に聞かれたことがある。「せんせー、ピストン運動ってなに?」
お粗末。
|
|