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あるこのつれづれ野球日記
あるこ
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2005年10月04日(火)
高校生ドラフト


 今年は、ドラフトの方式がちょっと変わったらしい。高校生と大学生&社会人に分け、別々に指名するのだという。前々から問題のあるドラフト、改善か改悪かわからないけど、とにかく前に進んだみたい。とはいえ、それはどういうことなのか全くわからないまま、気づいたら終わっていて、結果を知ったのは次の日の新聞だった。

 年取ってすっかり早起きになった父と、朝早く出勤しなければいけない私が朝5時半に新聞を見ながらあれこれ話をした。地元紙なので、京都滋賀にゆかりのある選手を中心に掲載されていた。父は熱くなっていた。「だいたい高校野球って学生野球やろ?その主役である学生をほったらかしにして、くだらん規定ばっかり作って、アホや」。父は元々高校野球(及びアマチュアスポーツ)にある封建的なものを嫌っている。でも、プロ野球のドラフトをしているときになんでそんな話なんだろ。

 記事を見ると、指名された高校生の一人に他府県からの編入学のため、1年間公式戦にでれなかった選手がいたのだ。他の高校からの転入編入生か1年間公式戦に出場できないという規定も、意味や必要性があってつくられたのだだろう。高校は義務教育ではないので、何歳でも最高6年間は高校野球をすることができる。それを防ぐためのものなのかな程度しか私には思いつかないのだけど、今回指名された選手は実質1年くらいしか高校野球ができなかった。それもなんだかなあと思った。どうであれ3年間(実質2年ちょい)は、誰にでも平等であって欲しいなあ。

 ま、それはともかく。今回は、京都滋賀ゆかりの選手が多く指名された。その中で、奈良・智弁学園の枡田選手は実際に見た事がある。今春、東山が智弁学園と練習試合をしたときだ。保護者から、「あの子、京都出身らしいいよ」と聞いていた。スコアブックに、「京都の子」と走り書きした。試合では3番か4番を打っていた。スコアブックは真っ赤に染まっていた。