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| 2005年06月22日(水) ■ |
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| いざニューヨークへ 1 |
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メジャーリーグを見るために、ニューヨークへ。野球が好きな父と私はともかく、半ば拉致のごとく連れて行かれる姉がちょっとかわいそう??
関空での搭乗手続きの地点で、内輪もめをしたりしながら、午後1時すぎに飛行機は無事離陸。ノースウエスト航空。まずスチュワーデスにカルチャー。あきらかに30代後半以上のおばちゃん。威圧感すらある。セクハラ対策だろうか…。そんな中、約12時間の「苦行」(by父)が始まった。最初は、ソワソワしたけど、それも長くは続かなかった。やがては時計とにらめっこ。「あと何時間あと何時間…」それは拷問の時間だった。それに、私はもうひとつの敵と戦わなくてはならない。鼻水だ。もう30年近いつきあいになるから、ヤツの出方はわかる。クーラーのかかった長時間のフライトなんてあり得ないくらい出るに決まってる。時間を計算して薬を飲み、箱ティッシュを携帯。父は笑ったけど、人の目を気にせず持参して良かった。それくらい鼻水と戦い続けた。
日付変線(きっといる『日付変更線の写真撮ってくるわ』って言うヤツ…)を越えたので、ずっと昼。日本にいたら明らかに真夜中なのに、ちっとも眠くならないまま経由地のデトロイトに。アメリカは、10ン年ぶり。空から見下ろす緑と家々。青い点は自家用プールかな?ああ、私もあの中にとけ込みたい一部になりたい。日本生活に興味がなくなる。そんな素敵な風景が広がっていた。
空港につくとまず入国審査。約1時間を要する。並んでいときは、えらいチンタラしてるなあって思ってたけど、写真撮って指紋採って…じゃ時間かかるわな。それでも次の飛行機まで2時間ある。構内のショッピングモールをウロウロ。する上をモノレールが走っている。なんか遊園地みたいだ。クランキーキャラメルポップコーンを買い込んで、再び飛行機。このころ、私も眠気ピークに。機内でアホみたいに寝ていたが。その間に飛行機は緊急事態に。1時間半も離陸を見合わせた上、離陸しても同じ場所を旋回するだけで、結局“Back to Detroit”。国内線だったので、親切な日本語のアナウンスはナシ。何がなんだかわからないまま飛行機を降り、空港内をウロウロしていると、現地の日本人ガイドさんが私たちを見つけて世話してくれた。
結局、ニューヨークが雨と雷雨で着陸できなかったとのこと。過去の経験でアメリカの飛行機は大幅に遅れたりアクシデントがあることは学習していたが、リターンは初めてだ。結局、自腹で空港側のホテルに1泊。次の日の朝イチの飛行機に乗ることになった。スーツは帰ってこない。化粧品、洗面用具、着替えのないまま一夜を過ごした。「これも貴重な経験」「日本じゃないもんな、こんなこと」「ネタになるわ」…みんな自分を納得させていた。幸いいいホテルで、窓からは離陸街の飛行機が見えた。夜の空港、早朝の空港の姿を見ることができた。
明日の朝が早いのがやたら気になってあまり眠れなかった。部屋を出るとき、来るべき鼻水バトル第2ラウンドに向け、ホテル備え付けのティッシュをまるごと頂戴した。♪関西魂見せてくれ〜
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