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| 2005年01月05日(水) ■ |
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| ファウルボールボーイ観察日記 |
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春のこと。ある大会を観戦していたとき、すぐ前にファウルボールボーイの新入部員がいた。手には直方体で蛍光の黄色の何かを持っていた。これは何だろうと思いながら見ていたら、その子の行動が段々変わっていく様の方に気が取られてしまった。
最初は背筋をピーンと伸ばして試合を凝視していた。ファウルボールにも鋭く反応して、そのたびに体がビクッと動いていた。試合に出ている選手を見に来る親はいるけど、ここで頑張っている彼の親は多分来ていないんだろうなあ。ぼんやりとそう思った。
ところが、やっぱり子ども。段々集中力はなくなってきた。まず背筋が丸くなって、あたりをキョロキョロするようになった。そして、場所替えも頻繁になり、あげくの果てにはあくび…。こんなに長いことファウルボールボーイを見ていたには初めてだけど、部員でもやっぱり9回はしんどいもんなんだなあと感じた。
そんな彼だが、近くにファウルボールが飛んできたときは、何のエネルギーか知らないけど、ものすごい勢いで打球のを拾いに行った。やっぱり何か仕事があることはいいことだ。
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