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あるこのつれづれ野球日記
あるこ
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2004年12月21日(火)
センパイノキモチ


 体育会系の部活に縁がなく、勤めも長続きしなかった私なので、新人や後輩の気持ちがわかっても、先輩の気持ちはわからなかった。でも、今の職場では名実共に先輩と言える立場になっている。なんか変な気分だけど。

 私は新人さんには極力声をかけたり、話したするようにしている。それは私が慣れない環境の中にいる新人さんには誰か一人でもほっとできる存在がいた方が仕事も覚えも早いと思ったからだ。私自身、新人のころは誰もかまってくれず、ろくに仕事を教えてもらえなかった苦い経験がある。そんな職場だから、続く人も決して多いとは言えない。今でこそ、それがここのやり方だとわかったいるのだけど、それでも私と同じ思いを新人にさせたくないと思った。だから、最初からため口で話したし、仕事のこともわかる限り教えてあげた。その新人さんが私の後輩になる。その中に一人で同じ年の子と仲良くなったのだけど、その子は私がタメ口で話しているから自分にいいと思ってタメ口で話し始めた。なじんでくれた証拠だけど、正直「空気、読めよ」って思った。うち、年下でも先輩には敬語使うべ。ただ、その子も年上下にかかわらず、他の先輩には敬語を使う。不愉快だけど、まだ「しゃあないな」と思える。

 問題は今日。その子と一緒だったのだけど、あまり行ったことのないお店だった故、ミスをいくつかしていた。リーダさんにこてんぱに怒られていた。ま、それも経験。私はミスしたことに関しては不愉快に思わないし、腹もたたない。ただ、そのあとの態度がいただけない。私がその子のデータ修正をしていたのだが、その子、リーダーさんに店内で商品整理をするように指示されていたにもかかわらず、データ修正でてんやわんやの私にブツブツ話しかけてくる。「テンパってて、カウント漏れしてたわ」「それ(今日のミス)より、明日の店の方が気になる」「今日はもうええねん。次がんばるわ」。

 しばいたろか、と思った。後輩を持ったことないので、後輩に腹を立てた自分にびっくりした。でも、いくら親しくても、それはないやろ?と思った。今日の店がどうでもいいって?それって、今日の給料いらんっていうのと一緒やで。わかるの?あと、私、あんたの尻ぬぐいしてんねん。このせいで、終了時間30分遅れですわ。私にいうことは言い訳や愚痴やなくて、「すみません」せめて「ごめんね」やろ。この心の声、立場的には口にしてもいい。でも、出来なかった。落ち込んでいる人の中には、誰かに自分の正当性や気持ちが切り替わっていることを声に出して話してしまうことによってでしか事実を消化できない人がいる。実際、そういう友人がプライベートでいるし、私にもそういう傾向がないとは言い切れないからだ。「今、修正で頭いっぱいやし、だまってて」というのが精一杯だった。

 それでも、私の頭の中は今もすっきりしない。今度はきちんと言おう。でも、前にもこんなこと思ってて、ダメだったもんねえ。あ〜あ、最初にもっと毅然としていればよかった。余計な配慮は自分を苦しめる。後輩に優しい自分はもういらない。かと言って、厳しくしたり、虐めようとは思わないけど。その職場にいる限り、先輩と後輩は友達ではないのだから。