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| 2004年10月20日(水) ■ |
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| コーヒー |
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友人に駆けだしのスポーツライターがいる。今は精力的取材をこなす毎日で、充実しているようだが、そんな彼を悩ませているのがコーヒーである。取材などで個室に通されたときや、試合観戦中に選手の父兄から出される飲み物の大半がコーヒーなのだ。彼はコーヒーが飲めないのだ。飲むと、おなかの調子が悪くなるらしい。
一杯のコーヒーは、コミュニケーションの始まり。取材が命のライターである彼が、断るわけにはいけない。現場で、コーヒーを目の当たりして、苦戦する彼の表情が目に浮かぶ。
そんな彼に、「コーヒーは自然と出なくなるように、がんばってビッグになってください」と言うと、「ビッグになるより、自分が克服した方が断然早いでしょう」という答え返ってきた。
彼は自分のことをスポーツライターとは言わない。彼の中でのスポーツライターの位置づけは、スポーツライターとして生活ができ、書きたいことが書けるようになること。そこまでたどりつくまでに、あと何回コーヒーと向かいあうことになりだろう。
がんばり屋の彼だから、きっと克服できると思う。でも、出来ればコーヒーを克服ではなく、好きになってもらいたいと、コーヒーに癒されている私は思う。どこかに、おなかの痛くならないコーヒー、ないかなあ。
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