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| 2004年09月23日(木) ■ |
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| M−1甲子園 |
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おかんが、「あんた、夕方にM−1甲子園っていうのがあるで。見るか?」と言って新聞のテレビ欄を見せてくれた。M−1甲子園は、高校生版M−1グランプリ。今年は第二回目。テレビ中継があるとは知らなかった。
優勝は、大谷高校(京都)のツインクル。さすがは島田紳助の後輩。結成1ヶ月とは思えないネタの完成度、演じる自然さもプロ顔負け。トップの出番だったんだけど、初めてM−1甲子園を見た私は、「今どきの高校生って、ここまでうまいの?すっげ〜」とたまげてしまった。結果的には、他のコンビに比べたら頭ひとつ、いやふたつぐらい抜けてたって感じかな。甲子園というだけあって、エンディングは校歌斉唱。野球より漫才で先に校歌を聴くことになった。今はちょっと結果が出ていないけど、大谷は京都の強豪校のひとつ。でも、何故か甲子園出場経験はない(はず)。京都大会決勝で涙を飲んだ回数がすごく多い印象がある。
もう一つの京都組は、鳥羽高校のぼうズ。名前の通り、二人とも坊主。だから、思わず、全部員の名前が書いてある今年の京都大会のパンフレットで名前を探してしまったが、2人はバドミントン部。坊主=野球部という浅はかな図が私の中にはまだある。実は、ここ決勝進出を決めていた別のコンビは出場辞退したための、言葉は悪いが繰り上げ出場。もし、この大会に野球部員が出てたら、出場辞退しなあかんのやろなとふと思った。賞金が出るお金絡みだし、前に某バラエティーに出た野球部が何らかの処分を受けていたから。そういや、うちの母校も厳しくて、高校生クイズに出た子が無期停学になった。似た主旨であるこの番組も無理だろうな。だから、辞退したコンビにはそういう事情があったのかもしれない。
ラストに登場したのは、札幌珠丘高校のダイブレイク。主催放送局放映地域の都合で、オーディション会場が西日本にしかなかったのだが、はるばる大阪に乗り込んで、激戦を勝ち上がった。ネタは、尾崎豊の「15の夜」の替え歌で、三十路OLの悲哀を歌ったもの。♪盗んだ急須でお茶をくむ〜 下手すると、女性の反感を買いそうなものだが、会場はかなりウケていた。ネタが始まって思い出したのだが、実は先日行ったM−1の札幌予選で彼らを見ている。1回戦を突破していたので、力あるのだと思ってたけど、やっぱりそうだったか。なんか「うち、この子ら見たで〜」と人に言って歩きたい気分だった。アレと似ている。練習試合や地方大会でたまたま見たチームが甲子園に出場したのを知ったとき。もしくは注目されていなかったけど、高校時代に見てた選手がプロで活躍したとき。そういや、収録日は8月22日だったので、冒頭で「ぶっちゃけ、駒大苫小牧の応援に来たんですよ」と言っていて、タイムリーだなあと思っていたが、ネタが終わったあとに司会者と審査員が立て続けに、「頭のごちゃごちゃしたんはいらん」と言っていた。そこまで言うことかなあ?
印象に残ったのは、審査員オール巨人氏の言葉。「これからは、東北や北海道の人間の漫才の時代がきますよ。あのしゃべり方がすごく聞きやすいんです」。最近は漫才も大阪弁や標準語だけではなくいろんなお国言葉が飛び交うようになったけど、まだまだ「大阪か東京か」という風潮がある。この大会もなんとか全国規模で開催されることがなり(遠方の高校生に大阪はやっぱり遠い。私も高校時代は和歌山である試合ですら行けなかった)、そして、本物のM−1にも日本各地のコンビが出てくる(決して、地方枠を作るのではなく)。そんな時代が来ると楽しいなあと思う。
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