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あるこのつれづれ野球日記
あるこ
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2004年09月02日(木) ■
2日目:旭川

 
 今日は、宗谷本線で一気に旭川まで移動。朝6時半。稚内駅に着いた。ホームは2つ。平地の駅で、壁などは白い。至ってシンプルだが、駅の随所に最北端の駅をアピールする看板や置物があった。地図で空想していた最北端の駅に今立っているんだなあとしみじみ。昨日は暗くてよくわからなかったのだけど、ホームの端にコスモスが咲いていた。そういや、昨日道のあちこちで花を見かけたが、あじさいやらたんぽぽやらひまわりやら…。季節概念を見失いそうだ。

 電車は、黙々と進む。景色が、本州のソレとやっぱり違う。まず、田圃がない。とうきび畑や、牧場がのどかに車窓を通り過ぎていく。景色をたっぷり楽しもうと思っていたのに、30分もしないうちに、zzz…。名寄で1時間強の待ち合わせ。時間をつぶすのが下手な私は近くのスーパーへ。西條というスーパーなのだが、これって西武や西友と同系列?でも、知らない街のスーパーは楽しい。同じものがあったらあったで、「うわ、こんなところにも地元と同じものがある〜」と感動し、違うものがあったらあったらで、「さすが○○(行った場所)やなあ」と思う。ようするにおめでたいだけ。結局は大きいサイズの服屋さんで時間の大半を過ごしてしまった。そういや、春に九州に行ったときも同じことをしていたっけ?

 名寄を過ぎると、田圃が目立ち始めた。米の北限はここらみたいだな。途中から乗ってきたおじいさんと話した。ここらは、上川盆地と言って、いい米が取れる場所だという。でも、車窓から見てもわかったが、何も植えていないで放置している場所もあった。おじいさんは、「米があまる時代だからさ。作らないでおくと、政府からお金が出るんだよ。変な話だね」と言った。旅先でこんな接し方をしてくる人の多くが、その人自身が旅行好きである。例に漏れず、このおじいさんも定年になってからの20ン年間で国内や海外を巡っていたという。京都にも来たことがあるそうだ。季節とエリアで分けたコースをいくつか作って、短い滞在期間で複数回行くのが、いい旅の方法だと教えてくれた。でも、もう80を過ぎてしまって、連れて行ってくれるツアーがなくなったという。質素でいいから、旅は若いうちにたくさんしておくんだよ。おじさんはそういって、旭川の1個手前の駅で降りた。

 さて、旭川。お腹がすいた。名物、旭川ラーメンを食べに行った。ガイドブックの地図が古かったのか、目印になる店が見つからず、場所の割に見つけるのに時間がかかった。午後2時というごはんどきとはかなり関係ない時間にもかかわらず、店内はにぎやかだった。醤油ラーメンだから、ちょっと和辛いのかなと思ったいたが、すごく香ばしさが前面に出ていた。とうもろこしか何かを焼くと、ちょっと焦げ目が出たりするけど、あそこの部分はそのまま味になったような感じ。イメージとは違ったけど、おいしかった。

 お腹がふくれたので、観光開始。三浦綾子文学館へ行こうと、バスに乗ったが、逆方向へ数�繊D卜�な乗り間違え。仕方なので、タクシーを使った。「三浦綾子記念館へ」というと、「アヤコ記念館ね。若い女の人が珍しいね」という運転手の返事。アヤコ記念館?地元ではそう呼ぶんだあ、などとのんきなことを思って車に揺られていると、着いたのはアイヌ記念館。すげえ、聞き間違えだ。再び、三浦綾子記念館へ。タクシー代、大幅ロス。これからは横着せずに、人に聞こう。教訓。
 
 でも、道を間違えたおかげで、新たな目的地が見つかった。今日のグラウンド訪問校は旭川北に決定。すぐ隣はスタルヒン球場だし、好都合。ちなみにバス停は「北高前」。どうやら、スタルヒン球場よりも先に旭川北高校があったようだ。北海道のグラウンドの土はどうかなという思いが、旅行前からあった。昨日今日と目にした学校を見る限り、黒い。子どもの頃土を水に濡らして泥遊びをしていたが、そんな色に近い。そして、芝生まである。北海道、豪華や!高校のグラウンドも果たしてそうなのだろうか?昨日行った稚内大谷は球場だったので、実質今日は初めて学校内グラウンドを見ることになる。

 旭川北高校のグラウンドは期待を裏切らない、黒い土に芝生もバッチリ。一目見てから、事務室に練習見学の許可をもらいに行ったら、机の上に「甲子園」と書かれた小豆色に紙袋が置いてあった。甲子園球場で買い物をしたときにもらう袋だ。中身はペナントらしい。タイムリーな現場に居合わせたものだ。「練習を見せてみせてもらってもいいですか?」というと、「どうぞ、打球に気をつけてください」と言われた。確かに実際グラウンドに行って、ライト後方で見ていると、ファールとか飛んできそうでヒヤヒヤした。野球部の他にはサッカー部やテニス部が活動していたが、フェンスで区切られていて、棲み分けが明確だ。野球部は一番奥の一角を使っている。私が見たグラウンドはグラウンドのごく端に輪郭を書く程度に芝生が生えているものだったが、ここは、外野がまるまる芝生になっている。野手の足下にしろつめ草やタンポポが生えていたりする。形はごく普通のグラウンドで、決して広いとは言えないが、雰囲気は古きよく球場。ええ環境やなあと思った。ライト横にはビニールハウス。更に置くに進むとベンチやネット裏があるが、タイミングを逃してしまった。寒くなってきたので、30分ほどで撤収。

 三浦綾子文学館から旭川駅へ戻る途中、旭川商業高校のグラウンドを見た。黒土と芝生の色が鮮やかでスコアボードもある。側を流れるは忠別川。とってもときめいたが、車の中だったので、道もよくわからない。断念。

 夜は、近くの地酒レストランへ行った。一人で行ける雰囲気じゃなくて、ちょっと辛かったが、料理はおいしかった。