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| 2004年08月16日(月) ■ |
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| 声援の理由 |
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二転三転した試合も、1点のビハインドで最終回を迎えた。夏のある日の練習試合。最終回、ワンアウトながら一三塁のチャンス。ネット裏には試合に出ていない選手が集まって、展開を見守っていた。「よっしゃ、ファウルオッケー」「しっかりなあ、打てる打てるー」。一球ごとにバッターに声をかける。みんな、前のめり。こんなシーンは、珍しいなと思った。私が見た限り、ベンチ外にいる選手は試合展開にも意外とクールなのだ。なんだろう。そんだけまとまったチームなんだろうか。 ところが。
打球は、ボテボテのショートゴロ。6−4−3のダブルプレー。試合終了。ネット裏の選手から、「最悪やぁ」というちょっととがった声が聞こえた。あれ?と思った。
出場選手がホームベースをはさんで整列。彼らもそれに合わせて、立ち上がって脱帽。一礼して、周囲がざわめき始めたとき、選手の一人が言った。「最悪。また走るの」。後ろにいた保護者がどっと笑った。
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