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あるこのつれづれ野球日記
あるこ
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2002年06月14日(金) ■
あるこの神宮シリーズ� 全兩鏥�とキラリ星〜

 神宮球場の最寄り駅『信濃町』駅に降り立つと、空は厚い雲で覆われていた。辺りでは、青いシャツを着た人たちがサッカーに興じている。

 今日は、W杯の日本戦がある。歴史的な試合になるであろうゲームは、私の地元から電車で1時間ほどの長居スタジアムというところで行われる。

 にも、かかわらず、私は関西を離れ、東京に来て、大学野球を観戦する。同行していた友人が、「今から神宮で野球見ま〜すって、大声で叫びたい気分」と言ったが、その気持ちはよくわかる。ある意味、“勝ち組”。妙な優越感。

 いつか、誰かと結婚し、子供が出来たとき、「お母さんは、その日、神宮で大学野球見てたんやで」と誇り高く言って聞かせたい。

6/14

第一試合 八戸大2−1奈良産業大

 球場に着いたときに、奈良産業大が、併殺崩れの間に1点を入れ、1点差にした。そのあとは、守りでしのぎあい、結局、八戸大が逃げ切った。投手の継投もうまくいった。同大学は、光星学院の系列のようで、同校出身の選手もいる。今後さらなる野球の強化がなされることだろう。接戦に強いという印象を持った。

第二試合 関東学院大学5−4近畿大学

 今日、この試合ほど“守備がいかに大事か”を痛感させられて試合はなかった。小雨が降る中のゲーム、双方守り辛かっただろうと思う。近畿大学は、よもやの5失策。何かに呪われたかのごとく、グラブからボールがこぼれる。関東学院も、それをすかさず得点に結びつけるところに地力を感じた。終盤、近大が本領を発揮し、1点差にしただけに序盤の失策が惜しまれる。

 どうでもいいけど、関東学院大のユニフォームはかわいい…。

 ☆キラリ星 近畿大・大西宏明選手(PL学園)

 おおよそ、トップバッターらしくない一生懸命なフルスイング。気持ちいい空振りをする。最初は「負けてんねんから、とりあえずは塁に出るバッティングをしたらいいのに…」と思っていたが、飛ばす打球は確かにすごかった。でも、監督やコーチは何も言わないんだろうか。それでも、最後には、「もう一度彼の打席を見たい」という不思議な衝動に駆られた。彼はこれでいいのかもしれない。


第三試合 創価大10−0東京農業大学生物産業学部

 終盤、8回までは2−0。東農大生産学部(略称)がなんとかふんばっている印象があった。しかし、9回表、創価大・絵鳩選手の満塁ホームランが出ると、流れは一気に創価大に。このあともう1本ホームランが出、この回だけで8得点を挙げた。東農大生産学部は、終盤まで踏ん張っていただけに、9回に出した走者の数が悔やまれる。創価大は、森川投手のふんばりが大量得点を呼び込んだ?!それにしても、創価大投手陣は左腕が多い。

 6回表、一死ランナー三塁で、東農大生産学部・小森投手(彼もよくふんばっていた)がバッターを三振に斬って取ったあと、すぐさま監督が伝令に走ったのが印象的。こういういうときにふと気が抜けて、痛打を浴びることも少なくない。その後、次のバッターをレフトフライに打ち取ったわけでが、あのときの伝令がなければ、もっと違う展開になっていただろう。

 ☆キラリ星 創価大・絵鳩隆雄選手(創価)

 打った球は、真ん中低めのストレート。満塁ホームランは、公式戦初。大きな目と、笑ったときの白い歯が印象に残る選手。西武・松坂投手の中学時代の女房役だが、一野球選手としても充分に注目に値する選手だ。

 ☆キラリ星 創価大・森川慎太郎選手(関西創価)

 気持ちで投げれる創価大の投手陣の柱。OBの中村隼人投手(日ハム)よりいいという声もある。当日、中村投手が来ていたらしい。

第四試合 早稲田大4−1東亜大

 序盤、東亜大は失策絡みで3点を失う。しかし、東亜大打線は、6回表、それまでノーヒットに抑えられていた和田投手から初ヒットを放つと、谷選手のタイムリーツーベースで1点を返した。谷選手は、序盤にミスをした選手の一人。バットで汚名返上をした形となった。しかし、終盤に1点を追加され、追いつくことができなかった。東亜大は、米澤投手が好投していており、また早稲田・和田投手も本調子でなかっっただけに、こちらもやはり失策が悔やまれるところだ。

 ☆キラリ星 東亜大・米澤裕二選手(下関中央工業)

 序盤、味方野手に足を引っ張られた形となったが、キレることなく、最後まで丁寧に低めをつく投球で味方の反撃を待った。

 当日は、早稲田の和田投手を見に行ったのだが、心惹かれたのはむろんこの米澤投手。173cmと決して大きくはないが、丁寧に投げる。すごく好きなタイプ。

 出身校は、下関中央工業高校。相手投手、和田投手も同じ中国地方の高校出身で、対戦したかったのだとか。その夢がかない、互角に投げ合えたのは今後の自信になるのでは?もう一度見てみたい投手だ。

6/15

第一試合 九州共立大3−2東海大

 九州共立大・新垣、東海大・久保の引き締まった投げ合いとなった。2−2の同点で迎えた9回表、九州共立大がスクイズで挙げた決勝点を守りきった。

 好投手同士の投げ合いは、やはり見ていて気持ちがいい。九州共立大・新垣投手は、緩急をつけた投球内容だったが、四死球が目立ち、調子としてどうだったのだろうという疑問が残った。また、ボテボテのゴロが内野安打になってしまうのもやや不運だったかな、と。

 東海大・久保投手は、安定した投球。4回から8回まではノーヒットに抑えていた。それだけに、9回は相手がスクイズをせざる終えなかったということにもなるのだが。私は3回から試合を見ていたので、2回に3本にヒットを打たれ、2点を取られているのが不思議でしょうがなかった。

第三試合 亜細亜大10x−0東北福祉大(6回コールド)

 好カードのはずだった試合は、よもやのコールドゲーム。

 2回、亜細亜大は、小山選手のホームランで先制した。その後、東北福祉大はお見合いや悪送球や捕逸もあり、ノーアウト満塁のピンチ。ここで、ピッチャーが、橋本投手から木谷投手に交代。木谷投手はツーアウトまでとり、次打者もカウント2−3まで踏ん張ったが、押し出しとなり、亜細亜大が1点追加。

 ここからは雪崩のように東北福祉大が崩れていき、気づいたらコールドゲーム成立。試合終了後、亜細亜大の選手はベンチを飛び出したが、東北福祉大の選手は何が起こったかわからず、呆然としていたのが印象に残った。

 ☆キラリ星 亜細亜大・松田宣浩選手(岐阜・中京)

 4/7に岐阜中京高校を訪れた際、父兄さんとお話をさせてもらって、「誰か有名な選手とかいるんですか?」と訊いたときに、彼の名前が出てきた。2年の夏に甲子園に出場し、スカウトも注目をしていた選手。双子のもう一人は、社会人野球でがんばっており、彼と同様将来のプロ候補だとか。

 実力は伊達ではなく、強豪・亜細亜大で、1年生にした3番を任されている。2本の三塁打を打ち、パワーとうまさと駿足を観客にアピールした。

 彼のもう一つの良さは“顔”。いや、“かっこいい”とか“かわいい”とかそういうことではなく、すごくいい面構えをしているのだ。ここで説明するより、当HPでもリンクしているサイト『Team 4U』のコラムに顔写真が出ているので、興味のある方は是非ご覧ください。

 元々の出身は滋賀県らしいので、注目度はさらにアップ。(違ってたら、ごめんなさいね)