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| 2002年01月19日(土) ■ |
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| とっても恋する“べ〜すぼ〜る”2 |
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学生時代、同じゼミにいた女性が、ぽつりとこうつぶやき、ため息をついた。彼女は、少し前に4年近くつきあっていた恋人と別れたばかりだった。
「新しい恋ってゆったってなあ…。 出会って、相手のことを知っていって、ドキドキしたり、切なくなったり、デートしたり…。そんな過程を踏んでいかなあかんのかと思うと、なんかめんどくさいわぁ…」
むろん、実際新しい恋に落ちたら、めんどくさいなどとは思わないのだろうが、彼女の心境、今なら分かる。
恋愛してつきあうことって、二人だけの習慣を作っていく作業なのかもしれない。相手の呼び名、行きつけの店、二人だけに通じる言葉やシグナル…。恋人たちは、時間をかけて「二人の世界」というものを作り上げていく。男性の場合はどうかわからないが、そういう習慣に触れているときが、どんな高級な贈り物(なんてもらったことないけれど)をもらうよりも幸せを感じるときでもある。少なくとも、私はそうだ。 先日、テレビで女子駅伝を見ていた。そのときに色々な疑問や興味が湧いてきた。都会である東京や神奈川は何故それほど強くないのか、また京都はどうして強いのか。主催地だから、強化をしているのかもしれないのだが。また「ふるさと選手」のシステムもイマイチよくわからない。それに、同様の男子駅伝もあるのに、何故女子駅伝だけ華やかに取り上げられるのだろう。
でも、その興味はあくまで興味で終わってしまう。答えを探すために、駅伝関連のサイトに行ったり、他の大会を見てみたいとは思わないのだ。
今、私はこうして野球日記を書かせていただいている。しかし、野球に関してはまだまだ知らないことが多いし、また今知っていることや思うことでも、ここに至るまでにずいぶん時間がかかった。
昔、国語の宿題で言葉の意味を辞書で調べるというのがあった。ちょっと難しい言葉は、普通の国語辞典では出てこないので、父の書斎に行って、枕にできそうなほど分厚い「広辞苑」を開いた。しかし、言葉は見つかっても、それを説明する言葉に意味の分からないものがあったりした。
野球においてわからないことは、実はそんな感じであることが多い。たとえば初めて野球を見る人に「ホームラン」を説明するためには、ピッチャーのことやフェンスの存在や得点制度も加えて教えなければならない。
先に、「時間がかかる」と言ったのには、そうい理由がある。でも、好きだったら、それも苦にならない。
そして、時間とともに野球観というものが形成されいていく。まどろっこしい言葉を使ってしまったが、それは、どのチームを応援しているとか、どういうプレーをする選手が好きかとか、そんな感じのことだ。そして、それは、野球と自分の関係でもある。
ふと、それは、恋人たちが作り上げていく習慣に似ているなと思った。
世間から見たらたかが知れている私の野球観だけど、それでも10年以上かけて作ってきたものだ。そう簡単には手放せない。
駅伝に抱いていた興味を具体的に解決する行動を起こせない私だから、前述したように、新しい恋人との恋愛過程をめんどくさがっていた当時の彼女の心境がわかる。
好きでいることって、結構エネルギーを使う。
〜つれづれお仕事日記8〜
勤務してちょうど一週間。仕事も追い返し地点だ。
書類はどんどん来る。さらにスピードアップを要求される。焦って、ミスが重なる。私もそうだし、周りのみんなそうだ。でも、山場の週末までらしい。今はその言葉を信じていたい。
長い間休んでばかりいたのに、もう「休みたい」と思う。
土曜日、やはり食堂はすいていた。
今日は、昨日の教訓をふまえて、控えめに購入。 またまたほうれん草と鰯の唐揚げと豚肉の野菜炒めにご飯。緑は史上最多の0.9。健康っていいね。鰯の唐揚げはかなりおいしかった。
気分転換に外に出たら、近所に「天一」(ラーメンのチェーン店「天下一品」)の存在が発覚。 東は岐阜、西は広島までの津津浦々約50店を巡った「天一マニア」としては抑えておかねばならない。データでは、大学付近の天一は「当たり」なのだが…。
明日も出勤♪
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