これから書く日記は、僕が11月20日の夜、 酒に酔って、後輩の家で、泣きながら ノートに殴り書いたものを写したものです。 確かに酒に酔ってフラフラだった。 頭もガンガンだった。でも、だからこそ書けたんだと思う。 今、書いた記憶ないし…
公の場でありながら、こういうことを書くのは 本来適切だとは言えないかもしれませんが、
読みたくない人は読まないで下さい。 内容は、17日の元カノのオーケストラの感想や、 人のとても弱い部分が書いてあります。 それにしても、、、 僕は書く必要のないことばかり書いてますね・・・。 だからいつも遠回りなんです。 だけど、それでいいし、それがいいんです。 うっぷん晴らしではないんです。 自分を傷つけて、書いてます。
- - - - - - - - - - - - - - - - -
今日は、僕の大好きな人達だけで呑み会だった。 でも、そんなメンバーでは初めてだった。 そこで、僕は思った。自分がしてきたコト、 悩んでいるコト、将来したいコトには、全て、ホントに 全て、ユリが関わっていた。情けない程そうだった。
ユリとわかれて、初めて「プロ」に出会った。 音楽方面ではなかったけど、 その人は58歳で「もの書き」のプロだった。 とても有名な人だ。
僕は「プロ」にどうしてもヒかれていた。 そうなりたかった。 それは、ユリが5月に思っていたプロを どうしても変えたかったから。 そんなのは「プロ」じゃない! 世の中、そんなに腐ってないって 僕自身が信じたかった。僕は信じたいの。大人を。 昔、「一度だけの事で、「大人」ってのはこういうもんだ って信じてしまうのが子どもだ」って聞いた。 「こういう人もいる」とは考えられないのだ。 そういう意味では、僕は大人かもしれない。
11月17日、僕はユリのコンサートに行った。 彼女が一番がんばる日だと思ってたから。 彼女を見た。僕にとって、その姿だけでも輝いていて、 受付でパンフを配る彼女。そんな、普通の彼女を見て、 僕は「ステキ」だと思った。愛しかった。 1階の受付でパンフを配る彼女を見て、 とてもいとおしくて、2階のテラスからずっと彼女を見てた。 だけど、演奏は最悪だった。 「本当にプロを目指してんのか」といいたかった。 舞台は男はスーツ、女性はドレスで、 見に来ている人も、正装の人が多かったと思う。 正装というコトはそこは「おごそかな場所」だ。 サッカー選手で言うなら「コート」、 野球選手で言うなら「グラウンド」だと思った。 なのに、演奏前に横の子と喋ってた。笑ってた。
俺は見てられなかった。帰りたかった。泣きたかった。 悲しかった。辛かった。 プロの演奏会でもこうなのか?ポーズの時間はそれでいいのか? 演奏の吹かない時間には、ダラッとしてる。 一度横の子に声かけてた。悲しかった。辛かった。 辛いけど、お前みたいな奴がプロになれるわけないと叫びたかった。
演奏会で学ぶコトは多かった。とてもたくさんのコトを学んだ。 行って良かった。 だけど、もう、あんなキミは見たくない。 キミは一体何なんだ??????????
今日は、自分の弱さをつきつけられた日。 そして、ユリのコトを思った日。 そして、僕がプロになると決めた日。 スケールをでかく、自分の目で自分という鏡を見ていこうと 思った日だ。
僕は何度も同じコウカイをしている。 どうしようもなく、失敗をリピートしている気がしてたまらなかった。 だけど、 「失敗はラセン。少しずつ上がっているんだ。 一気には上がれない。そして、誰でも失敗する」 と教えてくれた。
ユリのコト、大好きだ。今も愛しい。 それは自分を見ていたからかもしれない。 キミの悩みは僕の悩みだった。 僕も同じだ。悲しいよ。 僕は大人になるよ。キミを越えてみせる。 そして、もっと大きな僕になりたい。 いつか、いつかキミよりステキな人を見つけて、 僕はもっと大きくなるよ。
今、現実をつきつけられて、辛い。 プロってのは「好き」ってコトだと。 何事においてもそうなんだ。 「好き」 それが大事なんだな。 俺は当ってたよ。やっぱり合ってた。 キミにはたくさんヒドイコトをした。 LOVEとSEXについてもとてもとても悩んだ。 勉強した。キミのことが大好きだ。
僕は、ラセンを登っていくよ。 キミはキミのままでいいのかい? 僕はラセンを見つけるよ。 僕は僕の夢を叶えるよ。 どうか、どうか、どうか一生のお願いだ。 ユリ。美しくなってくれ。 もう戻れないなんて思わないで、信じてほしい。 キミに笑って、キミのステキな笑顔で、吹いてほしい。 キミという楽器を愛してよ。 僕は、僕はダメです。今日も泣いてしまった。 だけど、ラセンをかけていきたい。 僕は失敗するかもしれない。それでも歩いていきたい。 僕のキミの時間は止まったままだけど、 キミの時計はどうだい?
命をかけてもいい。 キミは、キミは、ステキな女性だ。 美しい。 その美しさを、どうかどうか、お願いだ。咲かせてくれ。 キミへの手紙です。
- - - - - - - -
なんでこの日記を書いたか。 正直、最悪な内容です。 だけど、書いたのは、 酔ってる俺が最後に 「絶対に日記に書く!!」 と、でかく書いてあるからです。 その時の、俺を俺は大切にしたいんです。
自分勝手なこと書いていますよ。 全くどうしようもない奴です。 時間は過ぎていくのに、 彼女は止まったままだと思ってる。
だけど、 僕はやっと踏み出せたんだよね。この日。 だから、もういい。 また、またいつか。 それでいい。 最後の勝手を許してください。
さようなら。 そして、またね。
やっと言えた言葉
いつだって 思ってた 言葉じゃ 辿りつけないって 本当は 分かってた サヨナラは 小さなはじまりだって
明けない 夜はないし 止まない 雨もない かさは 持ってないから 僕の心は ずぶ濡れだけど
いつだって願ってた 言葉は 裏返しだったけど 本当に 思ってた もう今は 僕も踏み出せたよ
またいつか 違う形で 会えたなら その時は お互い 幸せでいよう
またいつか 違う何処かで 逢えたなら その時は お互い 幸せでいよう
そう思うしかなかった あの日の僕には やっと今 言うことができた
|