2004年10月25日(月) 想像と現実はかけ離れている。

大学祭の片付けが終って、
松阪に向かって、

部屋と持ち物を片付け、
何日間かたまった汚れを、シャワーで落として、
着替える。

車に乗ると、向かうところはもう決まっていて、
そう。

風のように時間は過ぎていった。
詳細は書くべきではないと思うし、
関わった人も書いて欲しくはないだろうから書かない。

だけど、結果として、
人の難しさが色濃くなった。

それはきっと、キミもそうだろう。

わからなくなるよね。ホント。


この日記は10月28日の夜に書いている。
お風呂に入って、
頭にタオルを巻いて、書いている。

2枚組のボブ・ディランのCDを買って以来、
初めて2枚目を聞いた。
1枚目とは何か違う部分がある。
それが何かはわからないけど、
音も声も歌も違うと思う。

そういえば今日はもう一冊本を買った。

みうらじゅんの「PEACE」という本だ。
本物のバカについて書いてある。
とても面白い本。

何の役にも立ちそうにないけど、なかなか面白い。
いや、コレはきっと役にたつんだろう。


もう最新の日記は28日だから、
この日記を読む人はいつもよりは少ないだろうから、
色々書いてみると、

僕は恋愛に関してなんでこうもガキなんだろうと思う。
こどもってわけでもない。
ガキなんだな。

こどもはまだ可愛らしさがあるのね。
だけど、ガキはそういうわけではない気がするの。
ガキはガキで可愛らしさがあるだろうけど、

それは大人から見たガキであって、
ガキとガキではガキのよさはわからないんだろう。

俺はいつも、仲のいい友達の堂前君に、

「お前は年上と付き合ってみた方がいい」

と、よく言われる。
僕がガキな証拠だろう。

だけど、実際僕はいつまでたっても、
年上の人に縁はなく、年下の子としか付き合って事が無い。
そして、同い年の子に興味がないのだ。
いや、興味をなくしている部分もあるだろう。
実際魅力的な人はいるだろうし・・・。

年が上だからといって、
大人だというわけではないし、
年下だから、ガキってわけでもなく、

堂前君が言いたいのは、
「大人」ってことなんだろうな。

俺もそれはよくわかるんだ。


でもね、俺は、俺がダメだとわかっていることをしながら、
相手にはそれをしてはいけないなんて言ってしまうのね。

恋愛に関してはそれがとても大きい気がする。


それって究極の自分勝手だし、
たまたまその相性があえば、うまくいくんだろうけど。


自分はいい。
相手はダメ。

そう思ってしまう。思いたくないのに。


俺って言う素の俺。
カッコつけてなくて、あくまでラフな俺。

そりゃカッコつけたいときもあるけど、
だけど、あくまで素の俺でありたいと思うんだ。

相手にもそうであってほしいし。

だけど、僕は相手に「特別」を求めちゃう。

他の人と違う「モノ」を信じたくなるんだ。

相手も僕と同じように普通の女の子で、
それが当たり前なのに、

何故かとても気高いものとして捉えてしまうのだ。

それが相手に負担をかけるんだろうな。

自分が素でありたい。
相手もそうであって欲しいと願いながら、

実質、そう存在はしてないんだよな。

って意味わかるだろうか。


色々思い出しては、
やっぱり無理だとか、やっぱり!!!
とか・・・

そんなことの繰り返しの毎日。
きっと自慰みたいなものなのに。

弱い優しさからは何も生まれないってな。

僕は最近よく考えるように勤めている。
友達と何かするときはそういうのはアリにしろ、

大事なことは返事を待ってもらったり、
自分が落ち着いてるって思う時に答えをだそうと。


僕も変わりつつあるけれど、
僕の自分勝手さはおそらく変わっていないんだろう。

そう。
特別なことなどなく、

誰もが寂しがり、
新しい何かを見つけようとする。

変わらずにそこにあるものなどなく、
変化は永遠に続く。

もう別れて半年も経つし、
九州にこんな気持ちは置いてきたつもりだったけど、
台風に乗ってやってきてしまったのかもしれないな。

何を大切にしていいのかわからないんだな。きっと。


誰の気持ちを大切にしていいのか、分からないんだな。


アイツは
「キミは小さなことに必要以上に悩みすぎなんだ」
と言った。

僕は
「それが俺にとっては必要」
だと言った。

延々と喋る僕にキミは何も言わずに、
ただ一言言った。

「何か、キミは上からものいってるみたいな感じがする」

と。


きっとあの子にもそう思われている。
俺も普通の人間なのに。


戸田誠二の本を28日の日記で紹介したが、
その本、「しあわせ」の中に

「失恋」と題された、たった1ページの物語がある。



-------それはブラックホールの誕生に似ている

星は自分の重力のあまりの強さに
その身をつぶしてしまう

だが広い宇宙の中では

たいしたことではない




もうちょっと考えてみよう。


僕の勘は普段あまりあたらないけど、
いつも大事なところでは役にたってくれた。

今回のコトが、
僕にとって大事なことならば、僕の勘は当たるだろうし、
そうでないならば、当らないだろう。

さて、勘はどちらへ転ぶのか。



意地っ張りだ!

って思ってたのは、実は俺だったんだね。
かー。
ガキだな。。。俺。



BGM//

ボブディラン/ALBUM『エッセンシャル』


 past    will


sk6 [手紙] [Ai to U]

My追加