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■ 雨の中の虎＆龍図
朝起きてリビングに来ると
２歳半のおいっこがちょうど朝ごはんを終えたところ。
「にいに！むしとりいこーよ！！あり！」と起きぬけに言われ
「いまむしなんていないよお＞＜」と言ったものの
もう靴を履きにいこうと走り出す甥。
５分後には植木鉢やらをどかして下にいる虫探し。
いたのはクモとなめくじのみ...。
ええ、北斎には多少詳しい僕です。
実家にはかつての北斎展の図録を所持。
浮世絵でもなぜか北斎が特に好きなんです。
愛媛にて「雨中の虎」と「龍図」が双幅であると
最近わかったとの情報を得て、
それらが日本で展示されるというので
展示される場所を見たら東京と大阪....。
こりゃ見れないなと思ったら今回の法事実家帰り。
ということで寒さの厳しい曇り時々雨な本日
太田記念美術館に対で展示されている両図を見に行きました。
あまり大きくない館内に人が列を作って見るのです。
専門じゃないので僕が的外れなのかもしれないですが
あの混雑具合で双幅として鑑賞するには
両図の展示されている間隔が空きすぎなので
双幅として楽しみづらい展示の仕方だったと思います。
しかし竜の目線を考えるとあの間隔がジャストだとも思う。
しかし両図を離れてみようとすると人が邪魔になり
とてもじゃないけどうまく鑑賞できないのです....。
しかしテレビやパソコンで見る龍図と違い
フランスから来たこの図の雰囲気は筆舌につくしがたく
見てるともくもくと絵から出てきた雲に巻かれるかのよう。
あとは同じくフランスからやってきた
百物語シリーズのうち２点を見る事ができて満足でした。
館の職員が、列の間をできるだけつめて鑑賞してください、と
ぐるぐる回りながら何度も言うのが興ざめでしたが。
その後日本のアジア、新大久保の韓国料理屋へ。
韓国料理では純豆腐鍋（スンドゥブチゲ）が好きなんで
事前に調べて好評価なその店で頼んだんだけど
あまりおいしくなかったです。
しかし三段バラ肉の焼肉はかなりうまかったあ。
それから渋谷でデザート＆珈琲をいただいて
結局帰りは０時半過ぎ。午前様なのでした。
明日は今回の帰郷の目的、法事なのです。
2007年01月20日(土)
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