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■ 秋深まる
雨が物干し竿を打つような音を聴いて起きた。 また雨か。と思ったけどカーテンを開けると晴れだった。 ベランダのドアを開けて網戸にしても 冷たい空気は入ってこなかったので 長袖一枚ででかけたら 1分くらいでちょっと薄着過ぎたとおもった。
学校で班に分かれて実験をしていて 温度を読み取る人がずっとしゃべってて やる気がない上にいい加減だったので とてもいらいらしてしまった。 いい加減なデータがみんなのデータになってしまう。 そんなデータを入力して計算して 結果と考察を書いたりするのが無意味に思えたので 同じように感じていた他のクラスメート達と 自主的にもう一度同じ実験をした。
学校の帰り、西日と秋深まる冷たい空気を受けて Kings of Convenientを聴きながら帰ってきた。 秋から冬にかけて絶好の音楽だ。 細い子供の桜並木のつける葉は どれも心地のよいほんのりとした紅葉で その色は見ている間だけ心を和みで包んだ。 家が近くなってみかん色の光の中で 太陽に向かって自転車をこいでいたら 不意に寂しい気分になった。 部屋のある階に向かうエレベーターの中で ためいきをひとつついた。
2005年11月07日(月)
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