Desert Beyond
ひさ



 またさぼっていましたが

夜、いぶくさい。
秋になるとどこかで誰かが焚き火をして
その煙の匂いが街に静かにいすわって
夜中になってもその匂いがするんだ。

庭の金木犀の木たちは
剪定されずにいたために
沢山の花をつけた。
全部、先の台風で落ちてしまったと思っていたら
思ったより花は残っていて
仄かな香りを漂わせている。
明日、あさっての雨で
花は全部落ちてしまうのかな。

先日また波乗りに行って来て
朝から夕方まで、腕の力がなくなって
どうにも限界になってしまってもがんばってみた。
一生懸命に遊んでみた。
気持ちが良かった。
夕方のオレンジの日が海に輝いて
その中で板に寝そべって
ちょっとだけ浮いていた。

2004年10月18日(月)
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