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■ したくないときのドライブ
零時をまわってからCDを返しに渋谷へ。 眠くて面倒くさかったのだけど 期限なので仕方なしにシャキッと行って来ました。 雨が少し降ったり止んだり降ったり。 くるりのラジオ番組を聴きながら行く。 山手通りを上ったら工事中だらけで とても運転しづらかった。 くるりの番組が引き金になったのか 僕の車の中はどうにも昔の日本の匂いがして 見る建物やなんかはどうしてもそんな風に見えた。 昔の匂いっていってもまだ僕が生まれる前みたいな 60年代後半っぽい雰囲気なので 本当の匂いはわからないけれど、 そんな不思議な未明だった。 渋谷に着いたときも雨がぱらぱら降っていて シグナルがアスファルトに反射していた。 終電もない夜明け待ちの人々は なんだか行き場のよくわからなくなってしまった 迷った羊たちみたいに もくもくうろうろしたり、 立ち止まってみたりしていた。 僕はとにかく運転もしたくなければ 夜を明かしたくもなかったのに 家に帰ったときにはもうすっかり朝で すずめやらからすやらが鳴いていて 少し眠りづらかった。 気がついたらなんとか寝ていたみたい。
2004年07月06日(火)
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