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■ 私+病気+α
毎日どこかしら痛くて、行動も制限されることに慣れてくるとはいえ、 しばしば痛みについて話している自分に気づく。 膝が痛いからあれこれは出来ないんです。とか、 こんなことしてたらすぐに手が痛くなっちゃって。とか。 必要以上に口にしている自分に気づく。 聞いてくれた人に何を求めるでもないのだけど。 言い終わった後に、ふと気づいて考える。 本当は自分にとって必要だから言ってるのかもしれない。 無意識だけれど、バランスを取ってる部分があるのかもしれない。 小さなことだけど、出来ないこと、あきらめることに直面する毎日だから、 その瞬間瞬間、ふと気持ちが暗くもなる。一瞬だけど。 でも前のように辛くて悲しくて救われないような気持ちにはならない。 私からいろんなことがマイナスされて、 もう戻ってこられないような闇に突き落とされた時間をたくさん過ごしたけれど、 その中で見つけた今まで見たことのない光をたくさん知ってる。 病気がもたらしてくれたものって限りなく大きい。 私+病気+αみたいな感じ。 もうすでに持ち物で、 おかしいかもしれないけど手放し難いような気持ちにもなってくる。 どうしても治したいとゆう理由も見つからない気がして。 治って欲しい気持ちがないのとも違うけれど、 私が本当に大切だと感じるものは、もうそこには無いんだろう。
2004年02月26日(木)
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