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■ デブラ・ウィンガーを探して
・・・を観てきた。 ハリウッド女優34人へのインタビュー形式の映画。 監督はグラン・ブルーのロザンナ・アークェット。 切り貼り切り貼りでパラパラとそれぞれに語ることを聞いていると、 その人、とゆうものをすごく感じる。 シャロン・ストーンの真面目でしっかりした語り口、 ウ−ピー・ゴールドバーグのユーモアとカッコ良さ、 デボラ・ウィンガーの落ちついた余裕のある綺麗さ。
最後のジェーン・フォンダの話は印象的だった。 スポットライトの輪の中へと向かう緊張感と不安、 そして訪れる解放感と融合。 この感覚がいつも訪れるわけではなく、49作品のうち8回?10回? 私が歌う時に求めているものと同じ。 同じとゆうのは烏滸がましいが、そのような感覚が過去に1、2回あった。 自己は完全に確立され解放され、意識は限りなく広がり穏やかで、 周りのすべてがハッキリ見える。 光も音も融合して、何とも言えず宇宙へのぼってゆくような感覚。
女優などは「アブノーマル」だと言い切っていた。 そうであると認識すべきだと。
それを生きてゆく道とすることで、 否応なしに自分と向き合い精神性について考えることになる。 そうでなければ本当の意味では出来ないのだから。
2003年12月18日(木)
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