|
|
2021年04月16日(金) ■ |
|
なお文化講演会は今回が最終回です。 |
|
コロナ禍の中、リアルな講演会が、激減した。 それでも、メモ魔の私は、1時間を越える講演会が聴きたくて、 NHKラジオ第2放送の「文化講演会」を聴。いていた。 リアルでは、ほとんど聴くことがないであろう、 いろんな分野の深い知見を手軽に聴くことができる番組。 各地で行われた講演の録音を放送していた1時間の番組で、 編集はなく、まるまるそのまま放送される。 聴き逃したときは、NHKラジオのスマホアプリ「らじる★らじる」で、 何度でも聴くことが出来て、映画、読書、美術館と並んで、 私の楽しみの一つとなっていたのだが、なんと3月で番組終了となった。 いつものように楽しみに聴いていたら、アナウンサーがこうまとめた。 「なお文化講演会は今回が最終回です。 長い間お聴きいただき、ありがどうございました」 調べてみたら、初回は2014年5月4日、講師は、作家の童門冬二さん、 演題は「山陽路の黒田官兵衛」、NHK大河ドラマの繋がりだろうか。 講演会の醍醐味とも言える「ここだけの話」満載だったに違いない。 こういう時だからこそ、ラジオから流れる講演会は貴重だし、 終了するにはもったいない番組だった。 特に他の番組と比較するわけではないが、トーク番組全盛となり、 1人が自分の思いを淡々と語る「文化講演会」は、 時代にマッチしないということなのだろうか。 それとも、講演内容を録画し、YouTubeなどで流す形に変わったのか。 目から入る画像がなく、耳から入る言葉を丁寧に聞きとる楽しみ、 歩いていても聴けたので、私は好きだったんだけどなぁ。
|
|