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2021年03月26日(金) ■ |
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自分の正しさに酔ってるみたいで、すごく卑しい感じがする |
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作家・高橋源一郎さんは、明治学院大学・高橋ゼミの方針は何かと問われ、 こう答えた・・こんな記事が、インターネットで目に止まった。 「誰かを論破しようとしている時の人間の顔つきは」と話し始めて、 「自分の正しさに酔ってるみたいで、すごく卑しい感じがするから」と。 うんうん・・・とクレーマーを思い出しながら、メモをした。 氏の答えは「論破禁止」だったようだ。 そもそも対話は、相手の主張を論破することが目的ではないし、 そうあって欲しくない。 相手に敬意を持ち、傾聴の姿勢が大切とする対話が大切なのに、 最初から敵対心剥き出しでは、話をする気にもならないから、 本人は、論破した気になっているけれど、実は、議論にもなっていない。 大きい声を張り上げ、相手が尻込みするのをドヤ顔で眺める、 そんなシーンは、今までに何度も経験してきたから、わかる。 思い込みも激しく、自分だけが正しい・・と思うからこそ、 顔が卑しく感じてしまう・・という例えは、とてもわかりやすい。 ただ、それをクレーマーに伝える術が見つからない。(汗) クレーマーは、自分をクレーマーと思っていないしなぁ。
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