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2021年03月23日(火) ■ |
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後になって、できる限りのことをした、と思いたい |
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62年間の年を重ね、あと数ヶ月で63歳になろうとしている。 年金受給のお知らせが届く年齢になった私は、 「残された人生」という言葉が実感できる年齢でもあるが、 さらに最近、コロナ禍にあって、突然感染、 重篤化で、いつ他界するかもわからない時代だからこそ、 生き方について、真剣に考える時間が増えた気がする。 今の時点で感じていることは、 「後になって、できる限りのことをした、と思いたい」 ありふれたことなのかもしれないが、これに尽きる。 心身ともに動けるのは、(たぶん)あと僅かだから、 動けなくなった時に、後悔だけはしたくない。 もっと具体的に言うと、総論、一般論ではなく、 「自分で体験したこと、目で見たことを、伝えていきたい」 そう思うようになっている。 もちろん、私なんかにできることは限られているけれど、 自己満足でもいいから「できる限りのことをした」、 毎日、毎週、毎月、そう言い切れるような時を過ごす、 それには、ちょっとやりたいことに、浮気している暇はない。 「最良」の敵は「良」(一番やりたいことを邪魔しているのは、 やりたくないことではなく、ちょっとやりたいこと) 研修の講師を頼まれると、必ず最初に紹介するフレーズだけど、 この歳になっても、興味関心が多いのはいいことではない、 もう一度、自分の生活に置き換えてみなくちゃなぁ。
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