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2021年01月17日(日) ■ |
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風景を情景に変える |
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書籍「SNS時代のフォトグラファーガイドブック」 (XICOら複数著・玄光社刊・144頁)より。 たぶん、柿田川の風景だけ撮り続けても、飽きないだろう。 けれど最近、人物が入っている写真ない?って求められることが多く、 これからは、少しずつ「人物」も意識したい、と思っている。 しかし、個人情報、プライバシー、肖像権・・いろいろな問題があり、 上手く撮れる自信がないな、と思っていたら、 以前紹介した書籍のメモに、ヒントがあった。 「人物」を入れるということは「風景を情景に変える」こと。 「風景に人の後ろ姿を加えて心の機微を描く。 風景は目の前に広がる眺めであり、 情景は心に何かを感じさせるような場面や有り様です。 そこに立っている人が見ている世界がどのようなものなのか 想像してもらったり、その人がその時にどんな気持ちなのかを 感じ取ってもらえるばと思ってとっています」 清流に足をつけながら、何か考え事をしていたり、 大きな湧き間を見て、興奮している様子などの情景が浮かんだ。 たぶん、あまり難しく考えないことだな。 「あっ・・」と思ったら、シャッターを押せばいいのかも。
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