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2020年09月20日(日) ■ |
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ソーシャルブックやらないの? |
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映画「スマホを落としただけなのに」(中田秀夫監督)から。 観賞を終え、ネットの世界では常識の「バスワード」が気になったし、 その後、自分の生活を振り返ると、この話は他人事ではなかった。 もちろん、殺人事件まで発展することはないとしても、 情報のハッキングは、簡単に実行され、こんなことに使われてしまう、 そんな恐怖心を抱かずにはいられなかった。 何気ない普段の生活が映し出されることにより、 SNS花盛りの現代「ソーシャルブックやらないの?」と 言われたこともあるし、言ったこともある。(汗) 一緒にいる写真を撮られ「アップさせて・・」とタグ付をせがまれ、 「目立つのはちょっと・・」と断っても、大丈夫よ、と押し切られる。 そんな会話は、至るところで交わされているからリアルだった。 作品がスタートして、約20分後に初めて映画タイトルが出た時には、 もうすっかり、自分のライフスタイルと同化していた。 冒頭、こんな会話があり作品全体のコンセプトかな、とメモをした。 「スマホってさぁ俺たちの分身だと思わない?」「分身?」 「撮りためている写真とか、どんなサイト覗いているとか、 それを見れば、なんとなく人となりがわかるだろ?」 「そうね、あとスマホって宝箱にもなるんだよ」 しかし、気になる一言に選んだのは、ネット知識もなく、 「平気、平気」「大丈夫だよ」「みんなやってるから」というような、 何も根拠がない「ネットへのお誘い」が、一番怖かった。 自分への反省も含めて、この一言を選ぶしかなかったなぁ。
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