|
|
2020年06月27日(土) ■ |
|
私は、幸齢者 |
|
62歳を過ぎると「もう、おじいちゃんだから」を言い訳にし、 「おばさんだったから、おばあちゃんでしょ」の突っ込みにも、 「それなら、おばちゃま、って呼んでくれ」と笑いながら返す。 そうやって、周りの人に支えられていることを実感しながら、 残り少ない人生を楽しもうと決めているが、 仕事帰り、本屋に寄り道をして、新書コーナーに並ぶタイトルを ざぁ〜っと眺めると「高齢者」という文字がやたらに目に入る。 まぁ、そういう意識で眺めるからかもしれないけれど、 最近、年齢の高い、低いって、あまり意識してないからか、 「高齢者」って、何歳から?なんてことも思わなくなった。 私もスマホメモに「幸齢者」という単語だけが、ポツンと残り、 いつもなら一緒にメモする情報源も書かれていなかったので、 どこでメモした言葉が不明だけれど、私はこう解釈した。 幾つになっても「幸せを感じながら、歳を重ねていく人」を 「幸齢者」と呼び、それは「老若男女」問わず、定義できるから、 「私は、幸齢者」と機会あるごとに使いたいな。 幸せを感じない時は、口にしなければいいのだから。
|
|