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しもさんの「気になる一言」
しもさん
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2019年11月11日(月)
認知されなければ、関心・欲求・行動・共有(継続)はない

あるセミナーで、ビジネスの上では欠かせない、
基本中の基本と思われる「ターゲットコンセプト」を教わった。
「顧客心理の階段」と呼ばれているものらしい。
まず最初は「顧客」が、その商品・サービスを「認知する」階段。
存在を知られなければ、買ってもらうことなどできるわけがない、
存在を知られなければ、訪れてくれるわけがない、ということ。
次に、知られることにより、初めて「気になる」というレベルの
「興味・関心」を抱く階段へと進む。
さらに「買ってみたい、試してみたい、行ってみたい」という、
「欲求」の階段を通過して、やっと「行動」に移るというのは、
もっともな顧客心理だと、納得した。
それを何回も繰り返すことで「継続」するという階段が待っている。
このステップ(階段)を無視して、何かを始めようとすると、
自分たちが考えたような成果が出ず、悩むことになるようだ。
これは、まちづくり・観光地に置き換えてみても同じことが言える。
行政の市町村名だから、知らない人はいないだろう、という発想で、
どうやったら、我がまちに関心を持ってもらえるだろうか、という
「関心」の階段からスタートするから、うまくいかない。
まずは、我がまちは知られていないから、関心を示してもらえない、
そんな、ビジネスでは基本中の基本の考え方へ戻ってみると、
自分たちのしなければならないことが見えてくる。
もちろん、これは「観光地」にも同じことが言えそうだ。
また一つ、いいことを教えてもらった。
まずは「知られていない」という認識から始めないとなぁ。