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2019年06月20日(木) ■ |
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パネラーの役割は、気付かせること |
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定年退職してから、講演やらバネラーなどを頼まれるケースが増えた。 いいじゃん、話すの好きだから・・という人もいるが、 実は、あまり話すのは得意ではない、滑舌悪いし・・。(汗) また、パネラーほど難しいものはないな、と最近感じている。 パネラーは、自分達のやってきたことの自慢話ではいけない、 苦労話ばかりでもいけない、ましてや、データだらけでもダメ。 わざわざ、時間をつくって参加してくれた人へ、 なにか、仕事や生活でヒントになるフレーズを残したいと常に思う。 事前に参加者の名簿を確認し、今回は、こんな人たちが多いから、 こんな話をお土産に持って帰ってもらいたい、と考えることもある。 そもそも、パネラーは、ファシリテーターの役を担う。 そのフィシリテーターとは「促進者」を意味する言葉である。 自分がリーダーとなって引っ張っていく「推進者」ではなく、 伴走型の「促進者」として、何かを気づかせる役割、とも言えそうだ。 だからこそ、全体の流れを調整する「コーディネーター」とは違う 役割が求められている気がしてならない。 「パネラーの役割は、気付かせること」と覚えておきたい。
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