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2018年09月23日(日) ■ |
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本当の勇気を持っていなかったからだ |
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映画「紀元前1万年」(ローランド・エメリッヒ監督)から。 主人公が、マンモスを1人で倒した、として 一躍、部族の英雄になったが、ナレーションが語った。 「危機感が迫っている」に続いて、 「本当の勇気を持っていなかったからだ」と。 事実は、縄が絡まって離れたくても離れられなかったし、 倒した槍も偶然(勝手に)、マンモスに突き刺さった。 結果だけ見れば、勇敢に立ち向かい倒したことになるが、 それを知っているのは、本人だけ。 だから最初は、有頂天になって「リーダー」きどり。 しかし、良心の呵責に耐えかねたのか、 本当の勇気を見せて、誰もから認められた時、 自分の力で、リーダーの印である白い槍を手に入れる、 そう思ったのか、潔い判断だった。 今の社会、なかなかこうはいかない。 だからこそ、真のリーダーが求められている気がする。
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