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2018年09月15日(土) ■ |
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発電所って無防備すぎない? |
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今回の北海道全土ブラックアウトは、 衝撃的な映像として、私の脳裏に焼き付いた。 何度か訪れた函館山からの夜景も一瞬にして消えた。 人類は、月や火星、小惑星にまで届く技術があるのに、 自然災害に対しては、無防備だな、と最近感じた。 暗闇で光がない恐怖は、他の恐怖とは比べものにならない。 だからこそ、停電は大きな心の負担となる。 話は突然、太平洋戦争の頃にワープするけれど、 相手国を疲労困憊の状態にするには、 大規模な無差別的な空襲よりも、 火力発電所、水力発電所を爆破して停電にさせる方が 効果があったのでは?、と戦略的に考えたがどうだろうか。 殺し合う戦争よりも、国民は悲鳴をあげるに違いない。 それほど、日本を始め、全世界の暮らしで、 ほぼ電気に依存した生活が営まれている。 フロンティア精神の宇宙開発と比較するつもりはないが、 もう少し、電気以外のエネルギーに関して、 関心を持たなければなぁ、なんて思ってみたりした秋の夜長、 「発電所って無防備すぎない?」を残しておこうと思う。
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