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2018年07月19日(木) ■ |
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異常気象が叫ばれた。「異状」なのに楽観視した |
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映画「ジオストーム」(ディーン・デブリン監督)から。 このままでは地球が破滅してしまうという設定、 危機回避のスイッチは手動でしか作動せず、 残り1秒で目的達成、地球各地で大喜びシーンなどを始め、 もちろん、父娘との親子愛も組み込まれていて 「アルマゲドン」のリメイク?としか思えなかった。(汗) しかし、世界中が異常気象や大災害が前提だったし、 兄弟愛なども加えて、楽しむことはできた。 印象に残ったのは、作品冒頭のフレーズ。 「誰も警告を聞かなかった。 気温が上昇し、海流が変化し、極地の氷が溶けた。 異常気象が叫ばれた。「異状」なのに楽観視した」 特に「『異状』なのに楽観視した」という言葉は、 胸に刺さった。 最近の私たちは「気象」に限らず「異常」という単語を 頻繁に使うにも限らず、処置を施そうとしない。 小さな芽のうちに摘んでおけばいいのに、 問題が大きくなってから、右往左往する姿が眼に浮かぶ。 原因の元を突き止めて「異常を正常に戻す」ことこそ、 私たちがしなければいけないことなんだよなぁ。
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