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2018年03月24日(土) ■ |
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災害マニュアルはいつも役に立たないじゃないか |
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映画「シン・ゴジラ」(庵野秀明総監督)から。 観賞後、この映画のストーリーから考えると、 「巨大不明生物」は「ゴジラ」でなくてもよかったのでは? という単純な疑問が残ってしまった。 誰もがイメージしやすい巨大生物だから「ゴジラ」なのか、 「核の落とし子」として、共通認識を持ちたかったのか、 タイトルに「シン」が付いた意味も理解出来なかった。 テンポが良いと言うべきか、早口と言うべきか、 主人公の「ゴジラ」より、会議シーンが多くて驚いた。 その中に、内閣官房副長官(政務担当)のこんな台詞がある。 「速やかに巨大不明生物の情報を収集し、駆除、捕獲、排除と、 各ケース別の対処方法についての検討を開始してください」。 日本の場合、こうした怪獣に対しての対応は 「駆除・捕獲・排除」の選択肢が用意されているようだが、 駆除と排除の違いが、よくわからなかったのは私だけだろうか。 駆除とは「害虫などを追い払ったり、殺したりして除くこと」 排除とは「おしのけてそこから除くこと」 そんなに違いがあるとは思えないが、もしケース別の対処方法が 本気で検討されたなら、是非、見てみたい、と感じた。(汗) でも・・こんな台詞もメモに残っていた。 「災害マニュアルはいつも役に立たないじゃないか」 う〜ん、どう評価していいのか、わからなくなってしまったな。
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