
|
 |
| 2017年08月06日(日) ■ |
 |
| 本当に大切なものは、増えるんじゃなくて、減っていくんだ。 |
 |
映画「怒り」(李相日監督)から。 NHK大河ドラマの主役を演じた俳優らが、何人も出演し、 その演技の素晴らしさを実感できた作品、とも言える。 松山ケンイチさんと宮��あおいさんの会話なんて、 「おぉ〜、平清盛と篤姫、会話してる・・」と思ったほどだ。 さらに「独眼竜政宗」(渡辺謙さん)まで加わって、 「伊達政宗」と「篤姫」が親子なんだ、と1人で興奮していた。 さて、気になる一言は、迷ったけれど、このフレーズ。 宮��あおいさん演じる「愛子」が、元彼に言われた台詞。 「お前は大切なものが多すぎる。 本当に大切なものは、増えるんじゃなくて、減っていくんだ」 何気ないアドバイスなんだろうけれど、心に引っかかった。 あれもこれも、自分の周りにあるものを大切にすると、 本当に大切なものが見えなくなってしまうよ、と言いたげだ。 また「本気を伝えるのが、一番難しいんだよね、きっと。 本気って、目に見えないからさ」という呟きも心に響いた。 様々なん人間関係があるけれど、共通していたのは、 自分の大切な人を信じきることの大切さと、 ちょっとした出来事で、その想いが揺らぎ、誰が何と言おうと 最後まで、信じ切れなかった時の落胆ぶりを、彼らは演じきった。 特に、宮崎あおいさんの「号泣シーン」には、 台詞なんてないのだけれど、その泣き声だけで揺さぶられた。 タイトルの「怒り」は、愛する人を守れなかった自分や、 大切な人を信じ切れなかった自分に対する「怒り」なのかもしれない。 それにしても、豪華キャストだったよなぁ。
P.S.主題歌は、坂本龍一さん他、タイトルは「許し」。 「怒り」「許し」・・この対比が何かを伝えようとしている。
|
|