初日 最新 目次 MAIL HOME


しもさんの「気になる一言」
しもさん
MAIL
HOME

My追加

2017年04月05日(水)
まち(空き店舗)を使ってくれる人を探してくる

「2020年オリンピック・パラリンピック文化プログラム 
静岡県推進委員会・トークシリーズ vol.02」
「 住民に親しまれる文化拠点ってなあに?」
(空き家と、文化プログラム)から。
バネラーは、「深澤孝史」氏(美術作家)
「市来広一郎」氏(NPO法人 atamista 代表理事)
「行貝チエ」氏(写真家(スチールラボラトリー))
それぞれの立場の人が、自分の活動を中心に報告し、
その中から、何か一つでもまちづくりのヒントを見つけて、
自分の街で実践していく、このパターンは嫌いではない。
今回、印象に残ったのは、「市来広一郎」氏の発言。
「まち(空き店舗)を使ってくれる人を探してくる」
「その箱を求める人、文化を作ることが大事」と前置きし、
「そういう人たちがどこにいるのかを探す」
「面白いプレイヤーを見つける」と付け加えた。
自分の住む地域のまちづくりは「住民が主体」と考えがちだが、
この「まち」という箱を使って、何か面白いことを仕掛ける人を
全国から探してくるという視点は、とても参考になった。
「そのアイデア、うちの街で、試してみてくれ」とばかり、
新しい試みに対し、成果を求め過ぎずに支援する、
税金だから、という理由で、住民に限った「まちづくり支援」は
もう古いのかもしれないなぁ。