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2017年02月24日(金) ■ |
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秋は秋、冬は冬の楽しみ方があるはず |
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ある新聞の最終ページに「女優・名取裕子さん」の インタビュー記事が掲載されていた。 1957年生まれの彼女は、今年60歳を迎える。(汗) ずっと前から、私たち同年代として、 彼女の考え方、生き方に興味をもっていたのだが、 今回のインタビューにやはり同感と頷くことが多かった。 「人生の四季が秋になり冬になったとしても、 秋は秋、冬は冬の楽しみ方があるはず。 毎日一歩ずつ前に向かって、人生を輝きあるものに したいですね」と彼女は語っていた。 暑い夏を乗り切った葉っぱたちが、それぞれの色に染まり、 「秋」という年代に彩りを添えることができるし、 「冬」は葉が落ちることによって視界が広がり、 夏には見ることが出来なかった景色が目の前に現れる。 決して「春」や「夏」のように、陽気ではないけれど、 その季節にあった楽しみ方が必ずある、と気付かせてくれた。 無理やり背伸びをしてストレスを溜めたり、 無謀なことにチャレンジをして大怪我をするよりも、 年相応に、丁寧に、そして穏やかに生きていく事の大切さを さりげなく私に伝えてくれていたのかもしれない。 「秋は秋、冬は冬の楽しみ方があるはず」 このフレーズを、これからの生活の糧として生きたいな。
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