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2017年02月22日(水) ■ |
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不感症さえ治れば、君は完璧だよ |
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映画「昼顔」(ルイス・ブニュエル監督)から。 女優「カトリーヌ・ドヌーヴ」の男性ファンには、 堪らない作品に違いない。 彼女の下着姿まで観られ、1967年(昭和42年) 当時としては、けっこう過激な作品だったような気がする。 さて、ストーリーだけ考えると、実はよくわからない。 「昼顔」(Bell De Jour)という作品タイトルも、 彼女が演じる娼婦の源氏名だとわかると、滑稽だった。 この作品を思い出すためにピッタリのフレーズは、 「不感症さえ治れば、君は完璧だよ」という夫の台詞。 この不感症を直すために、彼女はこんな経験をしている、 そう思っていたが「芸者クラブカード」を差し出す、 日本人(東洋人?)との行為の後、 彼女は「最高に感じたわ」と恍惚の顔を見せたし、 知人に会う可能性が高いのに、秘密クラブに出入りする。 「では、何のためにこんなことを?」という疑問は、 解けないままラストを迎え、大ドンデン返しのような結末に 監督は何を伝えたかったんだろう?とわからなくなった。 まぁ、インパクトのある作品には違いなかったが・・。(汗)
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