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2017年01月20日(金) ■ |
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こんな街で死ぬとは・・ |
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映画「パークランド ケネディ暗殺、真実の4日間」 (ピーター・ランデズマン監督)から。 ジャーナリストとして長年活動してきた監督だったからか、 「綿密な取材に基づき描いた」感じがして、物語性は不明。(汗) ドキュメンタリー映画に分類したほうが、分かりやすい。 だからこそ、1つひとつの台詞にも、本当にこんなことを言ったかも ・・と思わせるリアル感が伝わってきた。 特に、タイトルとなっている「パークランド病院」内の手術の様子は、 「脈はない、心拍はあるぞ」の台詞で、即死じゃなかったんだと知り、 「それは?」「コルセット?」「何のために?」「どうでもいい、外せ」 など、短い台詞が当時の緊張感を表現していた。 印象的だったのは「許可なく、テキサス州から(遺体を)動かすな」と テキサス州の法律に従うよう関係者が主張して、国と地方が小競り合う、 そんな時、連邦警察(FBI)かシークレットサービスの誰かが、 「こんな街で死ぬとは・・」と呟いた台詞。 ワシントン(首都)だったら、こんな面倒くさいことはないのに・・ そう言いたげな態度が、面白かった。
P.S. 大統領暗殺犯とされる、リー・H・オズワルドが兄に語った台詞。 「『証拠』とやらを信じちゃいけない」 やっぱりこのフレーズが、一番意味深だったなぁ。
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