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| 2009年03月29日(日) ■ |
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| 「たけなわ」は、やや衰えかけている時 |
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愛読書となった「日本の歳時記」(椿散り敷く)から。 「椿落ち継ぐ 春たけなわ」の文字に、違和感を感じ、 読み調べているうちに「たけなわ」という言葉は、 「真っ盛り」を表す言葉と思われているが、 この言葉には「絶頂を過ぎてやや衰えかけているものを 惜しむ想いが含まれている」ことを知った。 春たけなわは、満開を過ぎて、はらはらと散り始めの頃、 宴たけなわは、はや半ばを過ぎてしまった頃のことらしい。 それを「惜しむ」から「たけなわ」という。 そう言えば,以前紹介した「惜しむ」は、春と秋しか使わず、 夏惜しむ、冬惜しむ、とは表現しない。 この「たけなわ」も、春たけなわ、秋たけなわ、と使用し、 夏たけなわ、冬たけなわ、とは表現しない。 「終わりに向かっている」「衰え始めている」という意味で 「宴たけなわではありますが、そろそろ中締めを・・・」 というフレーズを眺めてみると、なるほどなぁ、であった。 宴席の締めを任された時にふざけて使う 「宴たけなわプリンスホテルですが・・・」は、 プリンスホテルに失礼な表現だったな、とちょっと反省。 「高輪(たかなわ)」を「たけなわ」にした時点で失礼だけど。(汗)
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