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| 2008年11月08日(土) ■ |
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| 我が社に何を提供してくれますか? |
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映画「トウキョウソナタ」(黒沢清監督)から。 主人公の一人、香川照之扮する父親が、 突然、リストラされるシーンから物語は始まる。 「あなたが、できることは何ですか?」 「我が社に何を提供してくれますか?」・・・。 総務畑中心に仕事をしてきた彼にとって、 自信を持って答えられるものは正直なところない。 事務系の仕事をしてきた男性は、誰も同じようなものだろう。 物語中盤、今度は就職活動で面接に行くと、また質問される。 「あなたは、何ができますか?」と。 「何でもやります」と答えた彼に「何でもじゃあ」と渋い顔をされ、 最後には「歌でも歌ってよ」。さらに追い打ちをかけるように 「我々は何を材料にあなたを判断すればいいのですか?」と続いた。 厳しいようだけれど、会社の事務なんて、 今年大学を卒業した学生だって教えれば出来るよ、 そう言われた気がして、ちょっと恐くなった。 「何でもやるつもりなのに」というボヤキは空しかったし、 何でもやる・・そんなことを言う人は世の中に溢れている。 もう一度、自分を見つめ直さなくちゃなぁ。
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