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| 2008年08月05日(火) ■ |
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| 迎えるって、勝手にきただけやろう |
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お約束の・・最新より一回前の第138回芥川賞受賞作、 「乳と卵」(川上末映子著、文藝春秋刊・112頁)から。 読み終えた感想は「疲れたぁ、てこずった」から始まり 「普通の小説が読みたい」まで、あまりいい印象がない。 とにかく、読みにくい。句読点があまりなく、 いつ呼吸していいのか、タイミングがとりにくい作品だった。 文体も、若い人らしい(?)のか、ついていけなかった。 選評は(石原慎太郎さんを除いて)、そこが計算されていい、と絶賛。 しかし最後まで、私には受け入れられなかった作品である。 それでも・・と数少ないメモから選ぶとしたら、 「初潮を迎えた。」と書かれたあとに心の中で呟く 「迎えるって、勝手にきただけやろう」のフレーズだった。 特に気に入った・・という訳ではないが、思い出すために。(汗) 「いやという漢字には厭と嫌があって、 厭のほうが本当にいやな感じがあるので、厭を練習した」など、 時折「ほぉっ〜」と思わせる表現はあるのだが・・・。 素人の私が、芥川賞受賞作に文句をつけるのもおかしな話。 ここは「選者」たちの声を、もう一度、じっくり、読もうと思う。 何か、書くためのヒントが隠されているかもしれないから。
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