::最期の言葉 2003年11月01日(土)

わぁぁっと笑って泣いて

叫びだしてごらん。






芽衣は生まれた。
芽衣は知っている。


芽衣は二人いた。
いつも一緒だった。
離れたことなどなかったんだ。
ずぅっと手を繋いで歩いてきたんだ。


押し出して、押し出して
君は行って。
芽衣は見届けよう。
芽衣はここで手を離さなければならないんだ。
芽衣は知っていたよ。
芽衣は知らなかったでしょう?


晴れた空の下で
お日様の下で手を伸ばして走り出してごらんよ。
長い髪を無造作に垂らして白いカーテンを閉めて光の入らない部屋で座り込んでいる
芽衣はだめだ。
芽衣は強い目を持っているでしょう?


芽衣は知っているよ。
芽衣の真実の美しさを知っているよ。
芽衣は芽衣だから、なんでも共有してきたから。


傷だらけの両腕をさらけだしてでも走って。
芽衣のまわりは、きっともっとどんどん暖かくなる。


わぁぁ、ってもっともっと笑って笑って泣いて泣いて
叫んでごらんよ。


ねぇ、芽衣
きっともっとずっと芽衣のまわりの世界は優しい。
どんな戯言よりも、芽衣の言葉は美しい。
どんな歌よりも、芽衣の歌は澄んでいる。


だから、芽衣はもう行くね。
大好きな芽衣に捧ぐ最期の言葉は「      」






はぃ、というわけで
某デ○ーズで出された御題「最後の言葉」をテーマにしたテキストです。
ルーシーでの100の御題に登場する名前のある登場人物の一人に芽衣がいますねー。
100の御題はそんなに記述しなかったのですが、彼女たちのお話なんですね、ほとんど。
っつーか、わたしの半実体験なんですねー・・・。
重い話もあれば軽い話もあり。
ほとんどが高校の時の体験ですかね。
二階にあるあの懐かしい教室や図書室であったお話とか。



わたしは基本的に、自分のことを話すのが苦手な気がする・・・。
数えてみて、たくさん大好きなひとがいるなかで、
でもやっぱりさらけだして言える相手は今のところ二人だけだ。
中学からの友達なのあと、寮友の姉御。
いやぁ、姉御とは妙にフィーリングがあうよな・・・
二人でいるところを目撃した方々口々に、
「出会って十日だなんて信じられない!!」
と口々におっしゃられる。
でも、昔ながらの友達がいないこの寮で、そういう友達ができたことはとてもよかったと思う。



自分の考えを、口に出すのは苦手ってわけではないけれど・・・
いや、自分の考えを出すのは普通にできますが。
イロイロ特訓しましたしねー。
討論をやった回数も数え切れません。
でも、なんつーか。
なんだろう、わたしの中の問題をさらけ出すのは難しい。
どうなんだろう、なんというか
心配をかけたくないとか、そういうんじゃないような・・・
よくわからない。
いや、きっとそれもあるんだとは思うんだけど。
もちろん、どんどん吐き出せてしまえたり
そうそう、思ったこととか、愚痴とかたくさん
吐き出せる場所があるって素晴らしいことだと思うんだけど。
まぁ、その場所を、わたしは二つ持つことができたんだけど
でも、その二つの場所にわたしは行けない。
そういうことか?



大好きな場所はたくさんあるんだけど、そういう
安らげる場所ってのは少ないのかな。
いや、今は見当たらないのかな。
二人は二人で忙しくて
そんな、わたしがそうすることでメイワクとかやっぱりかけたくないし
どうなんだろう、やっぱり秋って憂鬱になったり淋しくなってしまう季節なんだろうか。
季節柄ってやっぱりあるのかな、とかここ最近ずっと考えています。



輪廻転生の有無とか神とか
まぁ、なんというか
それが存在する理由とか、そんなのは
わたしは別にないと思うのですが。
神様って、一人一人に存在するものだと思っています、わたしは。
一人一人に神様に対する憧れとか想像とかあって、
その人に近づこうとしているのかな。
輪廻って、例えば今わたしは人であるけれど、
人として生まれる前はそのへんに生えている雑草だったかもしれない、
それとも人に飼われ可愛がられた飼い犬だったかもしれない。
今のわたしが呼吸をとめて、次に生まれ変わるのは
地面を這い腕を振るうカマキリかもしれない。
時々風景を見て思うのは、わたしはこの風景を知っている。
でも生きてきた中で、見たことがないと思う。
じゃあ、その前に見たんじゃない?前世のわたしが心の底から感動したから覚えていたんじゃない?とか。
そういうのは、信じています。
わたしという容れ物が形をなくしたって、わたしという心はきっと受け継がれていくものだと思う。
理由はっていうと、だって、心って実態がないから。
それで十分ではないかと思うのですが。
心はハートにあるんです。
ハートが心なんです。



神様の手の中の人生でもいいんです。
操られてたって、でもそれって自分じゃあわからないし。
踊らされていたって、でもわたしは精一杯生きているんです。
だから、これでいいと思うんです。
操られていたって踊らされていたって、道を自分自身で選んで進んでいるのはわたしだから。
それはやっぱりわたしの人生なんです。



話はかわりますが、今日でわたしは19歳に無事なることができました〜。
たくさんの方に言葉で、メールでおめでとうを言ってもらえたり、
プレゼントをくださったりでとても嬉しかったです。
わたしはみんなが大好きです。
なのあ、きんちゃん、きゃおりん、メールありがとう〜。
またゆっくりどこかで会って、しゃべりたいね〜!
高校のあの芝生で座り込んでしゃべるってのも懐かしくていいなぁ。
ただ、あの場所は今でも残っているのかな。
わたしのお部屋にぐるみぃの家族もできましたしw
赤いランプ(?)も一度三年前始めてイギリスで存在を知ってなのあたちと欲しい欲しい言った時から、ずっと欲しかったのでとても嬉しかったのです。
さすがに独り部屋をくらーくしてしゃがみこんでランプ(??)の中身をじ〜〜〜っと覗いている自分の姿には怪しさを感ぜずにはいられませんでしたが・・・



ああ、またまた話は戻りますが、昨日はサークル大学祭お疲れのみでした〜。
今回は、自分を律してあまり飲まなかった・・・よな??
食べてばかりいた気がしないでもないです。
てか、今回ばかりは何を飲んだのか覚えていないです。
人様のものを奪って飲んでばかりいました・・・。
アオイに誕生日プレゼントでもらったでっかいぐるみぃ人形を腕に抱いていたのがいけなかった・・・
奪われてたらいまわしにされる現実・・・
ひどく切なかったです。



飲み屋を出た後は十二時ごろまでまったり外でしゃべって、そのまま先輩宅へ。
五回目の訪問、すっかり家までの道順を覚えてしまっていたり・・・。
で、家主のベッドで睡眠安眠。
今日に至ったわけです。
昼は飛ばして夕方六時までから〜と、そうなりました。



とにかく、いつもとは違う誕生日をすごせたとわたしはとても嬉しかったです。
たくさんの人に祝ってもらえることはとても幸せなことです。
年を一つ一つとっていくことって、まぁ年老いていくことには変わりはないのですが
わたしはどんな大人になってどんなふうに成長していくのかな、とか
そういうことに関してはとても楽しみであったりするのです。
来年はどんな誕生日を迎えるのかな。
今回は前日が飲みということもあり、サークルの方がみんなその場にいて、みんながバースデーソングを歌ってくれたりしたけれど、
来年はどんな形で迎えるのかなとか、今からとても楽しみです。



祝ってくださったみなさま、ありがとうございました〜!




2002年11月01日(金) ばーすでい
2001年11月01日(木) HAPPY BIRTHDAY to Me!!

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