走り書き

2001年10月26日(金) 一歩

トクン トクン
新しいもの 新しいこと
新しいとつく何かの始まりは
不安と期待の入り混じった緊張の中に私を置き去りにする

ドクン ドクン
鼓動はさらに力強く早く打ち始め
そのリズムに背中を押されるかのように
私は一歩を踏み出す

踏み出してしまえばなんでもないことと
そうわかっているくせに
臆病者の私は
その瞬間に一歩踏み出すことを躊躇してしまう

でも私は一歩踏み出さずにはいられないだろう
ただ一つ言える事は
一歩踏み出すごとに
私が少しずつだけれど成長しているってこと
だれにも気づかれないかもしれないけれど
それは私の糧


*****満月より一言*****
走り書きは本当に3行くらいの短いものだけのはずでしたが
ある人の紹介で詩に触れる機会がありまして・・・
眠っていたはずの満月の創作欲を起こされました。
これからもちょくちょく長めの作品やちょっとした短歌や俳句なども掲載できたらと思っています。
感想等ありましたらいただけると嬉しいです。


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