スーパーのレジで清算をしてもらっていたら　私の腰に何かが当たった。見ると後ろに並んでいる中年の女性のカートだった。私がジャマなのかしらと思い、一歩進んでカートから離れた。

するとまた、何かが腰に当たった。そうまた後ろに並んでいる女性のカートが当たっている。どうやら私が一歩前に進んだので、その女性も一歩進んだらしい。進むのは結構だが、何故「どいて」とばかりに　私にカートを接触させてくるの？

ちょっとカチンと来たが、念のためもう一歩前に進んでみた。するとまたしてもその女性はカートを進めて、接触させてきた。私は、『当てないでよ』とばかりに、もの凄い速さで反応して一歩前に。と、その時レジの清算が終わった。

あー、良かった。このままレジが終わらなかったら、私は一歩、また一歩と進み続けて店の外に出てしまうところだった（えっ？）小心者の、らむりんであった。