女房様とお呼びっ!
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2001年09月19日(水) 私に恋をして頂戴

「SMと恋愛」という回覧板が廻ってるのを、人様んちの玄関で見た。あちゃーッ
スネに傷持つオバハンは、それを横目に何喰わぬ顔して、実は内心ドキドキとか。
昔こーんな大怪我してサァてな自慢話は、卑しかろう。私の傷は、決着している。
あぁそれでも姑息に覗き見をする。そして独り勝手に、またも我が身を振り返る。

・・・・・。

そも、恋ってのは勝手なモンだ。自分ひとりでトキメイテりゃいい。簡単さぁ。
ミッキーマウスに恋をする。OKアリだ。寝ても醒めてもミッキーちゃん。ヤー!
でもね、ミッキー相手でも、夢中になれるってのはスゴイ事だぜ。オトナにはサ。
もちろん、ミッキーが自分に恋してくれることはない。それでも、恋だろ?恋。

恋する相手がミッキーでなくて、考えたり動いたり喋ったりする人間ならどうだ?
それも、もしかしたら自分のこと気に入ってくれるかも、ってな可能性があって、
しかも、相手の考えや動きや言葉を身近に感じられて、こりゃスッゴイ刺激だろ?
刺激ってのは、心や体を興奮状態に導くんだ。恋するのが、気持ちイイ訳だよね。

恋してる状態ってのは、ちょっと馬鹿になることだ。これって喜ばしい事だよネ。
分別のつくイイオトナが、たかが恋で揺れる事が出来るのさ。心のエクササイズ。
馬鹿になることを怖れるな。力抜かないと、筋傷めるよ?素直に身を任せること。
凝り固まった心の筋肉をほぐすんだ。新しい酸素を吸い込んで、代謝を良くしろ。

・・・・・。

恋する醍醐味を、私なりにワカッテはいる。けど、実の所、あまり恋はしないナ。
来し方に恋をしたのは、たったの三名。うち、SM関係ではふたり。お粗末(笑)
「犬」と「かつての恋人」には恋をした。酔っぱらう程揺れた。気持ちヨカッタ。
今居る「古い奴隷」と「身近な奴隷」には、恋してないよ。私的観点で言うとさ。

無理して、恋するのを避けてるんじゃないぜ(笑)偶々、そうなってる。でしょ?
キミらのことは大事に思う。愛しているし、キミ以上にキミのことを考えている。
ああ、そうね。キミのことを真剣に考える立場が、恋をすっ飛ばして愛となった。
んー、綺麗過ぎる言い回しが我ながら嫌だけど、ま、そゆことにしといてヨ(笑)

たださ、将来的にはどうなるかワカンナイヨ?キミに夢中になるかもしれない(笑
え?今は夢中じゃないのかって?・・・あはは、夢中じゃなくて一生懸命なだけさ。
また、インチキ臭い言葉を吐いてるな、私(笑)キミらを騙くらかしてばっかだね。
ま、当分夢の中にいらっしゃい。私をすっかり理解しようなんて思わないコトよ?

・・・・・。

その一方で、奴隷たちには、熱烈に恋することを望む。私に、夢中になって頂戴。
その為に、私は沢山の言葉や行動を費やして、彼らがより傾倒するべく仕向ける。
恋は、相手に従順になる原動力ナンダ。自らを手放し、素直になる根拠になるワ。
私のあらゆることが、彼らの柔らかな空洞に流れ込んでいく。そう希望している。

ただ、どれ程本人が恋い焦がれてると思い込んでたって、そううまくはイカナイ。
誰だって、これまでの自分に誇りを持ってるし、誰彼に干渉されるのは嫌だしね。
ちょっと位のぼせて馬鹿になったところで、元が自意識の強い彼らのことだもの。
だから、それを凌駕する位の恋の激情が必要なのね。狂信的ともいえる程の恋。

・・・んまぁ、私の場合、狂信される程のタマではないので、騙してるとも言う(笑)
けどま、騙されてでも恋は恋。恋もて私の愛に応えて頂戴。頼んだわよ、おほほ。

・・・・・。

恋愛感情において、相互に呼応しない状態を「恋愛」と呼ぶかどうか解らないけど
私の場合、主に私の身勝手な観点からは、こんな具合になっている。


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