女房様とお呼びっ!
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「SMと恋愛」という回覧板が廻ってるのを、人様んちの玄関で見た。あちゃーッ スネに傷持つオバハンは、それを横目に何喰わぬ顔して、実は内心ドキドキとか。 昔こーんな大怪我してサァてな自慢話は、卑しかろう。私の傷は、決着している。 あぁそれでも姑息に覗き見をする。そして独り勝手に、またも我が身を振り返る。
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そも、恋ってのは勝手なモンだ。自分ひとりでトキメイテりゃいい。簡単さぁ。 ミッキーマウスに恋をする。OKアリだ。寝ても醒めてもミッキーちゃん。ヤー! でもね、ミッキー相手でも、夢中になれるってのはスゴイ事だぜ。オトナにはサ。 もちろん、ミッキーが自分に恋してくれることはない。それでも、恋だろ?恋。
恋する相手がミッキーでなくて、考えたり動いたり喋ったりする人間ならどうだ? それも、もしかしたら自分のこと気に入ってくれるかも、ってな可能性があって、 しかも、相手の考えや動きや言葉を身近に感じられて、こりゃスッゴイ刺激だろ? 刺激ってのは、心や体を興奮状態に導くんだ。恋するのが、気持ちイイ訳だよね。
恋してる状態ってのは、ちょっと馬鹿になることだ。これって喜ばしい事だよネ。 分別のつくイイオトナが、たかが恋で揺れる事が出来るのさ。心のエクササイズ。 馬鹿になることを怖れるな。力抜かないと、筋傷めるよ?素直に身を任せること。 凝り固まった心の筋肉をほぐすんだ。新しい酸素を吸い込んで、代謝を良くしろ。
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恋する醍醐味を、私なりにワカッテはいる。けど、実の所、あまり恋はしないナ。 来し方に恋をしたのは、たったの三名。うち、SM関係ではふたり。お粗末(笑) 「犬」と「かつての恋人」には恋をした。酔っぱらう程揺れた。気持ちヨカッタ。 今居る「古い奴隷」と「身近な奴隷」には、恋してないよ。私的観点で言うとさ。
無理して、恋するのを避けてるんじゃないぜ(笑)偶々、そうなってる。でしょ? キミらのことは大事に思う。愛しているし、キミ以上にキミのことを考えている。 ああ、そうね。キミのことを真剣に考える立場が、恋をすっ飛ばして愛となった。 んー、綺麗過ぎる言い回しが我ながら嫌だけど、ま、そゆことにしといてヨ(笑)
たださ、将来的にはどうなるかワカンナイヨ?キミに夢中になるかもしれない(笑 え?今は夢中じゃないのかって?・・・あはは、夢中じゃなくて一生懸命なだけさ。 また、インチキ臭い言葉を吐いてるな、私(笑)キミらを騙くらかしてばっかだね。 ま、当分夢の中にいらっしゃい。私をすっかり理解しようなんて思わないコトよ?
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その一方で、奴隷たちには、熱烈に恋することを望む。私に、夢中になって頂戴。 その為に、私は沢山の言葉や行動を費やして、彼らがより傾倒するべく仕向ける。 恋は、相手に従順になる原動力ナンダ。自らを手放し、素直になる根拠になるワ。 私のあらゆることが、彼らの柔らかな空洞に流れ込んでいく。そう希望している。
ただ、どれ程本人が恋い焦がれてると思い込んでたって、そううまくはイカナイ。 誰だって、これまでの自分に誇りを持ってるし、誰彼に干渉されるのは嫌だしね。 ちょっと位のぼせて馬鹿になったところで、元が自意識の強い彼らのことだもの。 だから、それを凌駕する位の恋の激情が必要なのね。狂信的ともいえる程の恋。
・・・んまぁ、私の場合、狂信される程のタマではないので、騙してるとも言う(笑) けどま、騙されてでも恋は恋。恋もて私の愛に応えて頂戴。頼んだわよ、おほほ。
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恋愛感情において、相互に呼応しない状態を「恋愛」と呼ぶかどうか解らないけど 私の場合、主に私の身勝手な観点からは、こんな具合になっている。
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