女房様とお呼びっ!
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2001年08月22日(水) バーチャルな野望

SMサイトで遊んでいると、リアル派かバーチャル派かと問われることが多い。
SM古狸な私は「リアル先行のネット初心者」で、バーチャル自体に実感が薄い。
もっとも、リアルで活動するにおいても、テレコミという媒体を使っていたけど、
基本的に直に会える人間を探す手段であって、電話だけの関係てのはなかった。

いやもちろん、長年のテレコミ遊びの中だもの、テレホンセックスだのはしたサ。
イヤイヤ、正直に言えば、ハマった時期もある。上手い奴だと、結構萌える(笑)
電話Hしてるうちに辛抱堪らなくなって、結局会ってヤっちゃったりね。若いッ。
んー思い返せば、短期に電話H友達みたいのはいたね。オカズ要員って奴?(笑)

SMっぽい電話プレイとしては、オナニーの実況の要求あたりが定番だったかな。
現実に交際してる男にも、たまに夜襲を掛けてたしね(笑)やー、楽しかったよ。
電話して、いきなりポルノを音読したりするの。男の声や息の変調が実に面白い。
で、この場合、私の方は行為してないの(笑)静かに興奮してる。変態な所業ダ。

とまぁ、電話バーチャルもこの辺まではやったけど、電話調教てのには戸惑った。
ちんこや尻穴への強制自慰とか、露出系への命令位なら、まだ理解出来るんだ。
でも、SMプレイの定番の鞭や緊縛や蝋燭や聖水や顔面騎乗は、どーすんのサ?
いや、別に無理にしなくてもいんだろうけど、それを請われた時には吃驚したよ。

そんな折、SMテレコミでサクラやってる女が、舞台裏を明かしてくれたのね(笑)
バーチャルテレコミファンの夢をぶち壊すかもしれないが、凄いので紹介しよう。
商売熱心な彼女、洗面器だのヤカンだの布団叩きだの、用意してるんだって。
これらの活用次第は、どうぞ想像して欲しい。電気剃刀とかも必要ってサ(笑)

・・・・・。

さて、ネットでバーチャルの可能性を考える。電話と違い、音声がないのが辛い。
でも、チャプレイって分野もあるしなぁ・・・方々のサイトででリサーチしてみたヨ。
んー、ラブラブH系は嘘臭くていやんだわ。大体、タイプしながらどーしてんの?
ま、この点の事情は人それぞれみたいだけど。実際問題として、私には無理だ。

SM調教系・・・やー、ダメだ。私が見たのは、S男M女のパターンが殆どだけど、
「お前は俺の犬だ」「はい、ご主人様」イイノカコレデ?ま、いんだろうね(笑)
チャH系もそうだけど、擬音ログがやたらに多いのも、何か醒めるゾ。私的には。
「ぐちょぐちょ・・ずぼずぼ・・」「あぁぁぁん・・うっく・・」肌にあわんナ。

つまり、折角のバーチャルなのに、卑近なリアリティを感じるのがイカンのだ。
「これなら、会ってヤレばいいじゃん」と身も蓋もない発想をしてしまう私なのだ。
リアル先行の私にバーチャルな未来はないのかッ?ウー、でも諦めたくないよぅ。
ああ、この期に及んでも、欲深な性情が私を悩ませる。我ながら、呆れるネ(笑)

・・・・・。

と、ここで思い出したのよ。テレコミで話して、とても印象に残った対話の数々。
そういえば、「かつての恋人」とも、実現不能な仮想世界に遊んで、欲情したっけ。
今生に、人として生まれた宿命にあっては、決して叶わない夢物語。エロな妄想。
電話を介し、言葉でセッションしながら、次第にこみ上げる興奮。懐かしいなぁ。

例えば「もしキミがリス位の大きさなら、私の部屋で籠に入れて飼うのにね・・・」
或いは「キミの手足を不格好にもいで、ガラスの棺で飼い殺しにするんだよ・・・」
互いの異常な欲望がぶつかり、空想の中で具体性を帯びてく。段々と熱を持つ。
「どうやって、キミの息の根を止めようか?」「ああ、せめて残酷に殺して・・!」

よし、これをネットバーチャルでのテキストコミュニケーションで再現するゾ。
ネット歴一年のワタクシながら、また新たな野望を抱いて燃えているのダ!


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