ぶつぶつ日記
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2001年09月14日(金) |
この数日、考えたこと。 |
【せめてもの救い】 やりきれない思いばかりが、募っていくような気がした。 暗闇ばかりが、あるように思った。 どちらにとっても、犠牲は増えるばかりで、 分かり合える時など、永遠に来そうにないと。
でも、今までと違う視点でものを見たいと思っている人は確実にいる。 手探りで、曇りのない眼で、自分自身の心で、 手垢にまみれた情報ではなく、 どちらか片方に従属するのではなく。
それは微々たるものかもしれない。 しかし、確実に存在する。 それはあなた達のことです。 その存在が、私に勇気と希望を与えてくれる。
【役割】 「この世に絶対に必要な人は存在しない。」 なんともシニカルなイタリアの格言です。 確かに、「私がいなかったら・・・!」と思っていたところで、 実際にいなくなってしまったら、 後の人たちが何とかするし、何とかなってしまう。 確かにこれは真理だと思う。
しかしその反面、やはり一人一人にいろいろな役割があると思うのです。 ここ数日、自分の役割について考えました。
例えば、専業主婦であっても「役割」はあるのではないでしょうか。 それは社会を動かしているだんなさんをきちんと働けるようにサポートし、 未来の礎になるべき子供を産み、育てること。 これはとても重要な仕事で、決しておろそかにしてはいけないことだと思う。 例えペーペーのサラリーマンであっても、 その人たちがいなかったら、経済活動はまわっていかないのです。 そう考えると、やはり無駄な人生ではないでしょう。
では自分は? 私はくだらない理由から、自分が健全な家庭を築くということを すでにほとんど放棄しつつあります。 つまり健全な社会生活から、ある意味逸脱する道を選んでいるのです。 では、そんな私の役割は? 微小な力でも、日本とイスラム・アラブとの垣根を 少しでも低くしていくこと。 もしかしたら、それが私の役割なのかもなあ、 とここ数日ぼんやり考えました。 私はイスラムが大好きです。 もちろん理解しがたい部分はたくさんあります。 しかし、イスラムの教えが極端なものだとは思っていません。 でも、イスラムに改宗はどうしてもできないのです。 何かが、それを拒んでいます。
イスラムを外からサポートすること。 私はアブー・ターリブ的な人間になりたいのです。
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