サッカー観戦日記

2024年02月10日(土) 広島新サッカースタジアム探訪記

先日、広島の新サッカースタジアム、エディオンピースウィング広島が開場した。ネーミングライツはいつまでも継がれるか分からないので、ここでは広島スタジアムと記載する。で、こけら落としのプレシーズンマッチに行った。試合はほぼ観てないので、スタジアム周りの模様を備忘録として書いてみる。

まずは往復。東海道新幹線にこだまのみの格安切符、ぷらっとこだまがあるように、山陽新幹線にはバリ得こだまというものがある。新大阪・広島往復約13500円。ただ、乗れる列車が極端に少ない。特に帰りは広島発をだいぶ待たねばならない。これならいっそ、高槻から往復鈍行を決断した。青春18きっぷのシーズンではなく、往復12000円かかるが、気分転換によい、と判断した。
高槻からまず快速で姫路に向かう。網干行きだが、姫路で乗り換えたほうが良い。姫路からは新見行きだが混んでいる。お婆さんと孫二人のお出かけとボックス席で同席する。子供は元気だ。マスクしてほしいが、子どもの場合、難しい面はある。岡山に着くと、三原行きの乗り換える。乗っていた電車も新見行きだから倉敷まではこの先進むが乗り換えたほうが良い。この調子の乗り換えが続く。そして車内は二人掛けが埋まっている状態が続く。全行程座れたが、のんびりダラダラとはいかなかった。新倉敷で一瞬一人で座れたが、まあ金光とか笠岡ですぐ混み、福山で再び立ち席だらけに。三原の一つ手前の糸崎で広島方面行に乗り換える。このほうが合理的だ。広島県内の三原・広島間には1時間に1本の区間がある。調べればなんとか峠越えとか出てくるかもしれないが、鉄道ファンにとっては「せのはち」、つまり瀬野駅と八本松駅間の難所越えというイメージだ。ここを超えて4月で廃止の瀬野駅のスカイレールを確認して、広島から一駅の新白島駅。ここが広島スタジアム最寄りだ。あちこちに案内がいる。高架駅を降りて南側、道路の東側をまっすぐ南に向かう。慣れれば迷うことはなさそうだ。新交通システムの道なりに沿っているが、使う意味はなさそうだ。途中地下道もあるが、とにかく道路の東側を南に進めば15分ほどで広島城に出る。お堀に突き出た形で天守閣がある。これをまっすぐ進み、広島城の公演の橋で道路からまっずぐあがるデッキで道路を渡ると右手、道路の西側に広島スタジアムが見える。まだ手前は工事中。なお手前側がバックスタンドだ。

4つのコーナーから入場できる。私はホームゴール裏のチケットしか買えなかった。じっくり観るつもりはないのでまあいいが。アウェイゴール裏に巨大ビジョンが見える。屋根を支える仕組みが特徴的だ。ぜひ見てほしい。視界を遮る支柱などない。

さて、出発してから何も食べてないのでスタグルを漁る。大変な列だ。まずアジャメンという東南アジアの麺料理に並ぶ。25分並んでだいぶ前に来たら、ガスが止まったので麺が湯がけない、などといわれる。もはや意地で並び続けるが、肉料理(800円)、ただし麺も米もない、というものになる。そしてスタンドに上がりキックオフを確認して食べたら、デッキに降りて場内一周してトイレを確認して、満員なら足りない、と思いつつポテト(700円)を買う。ハーフタイム、やはりデッキでのんびりして、さらにキムチ炒めみたいなものを買うが、納豆の入れ物みたいな大きさが700円である。スタグルは高さ以上に少なさが気になった。

試合は空気を読めないアウェイのG大阪が広島に花を持たせず勝った。

撤退は指示がなかったので個人で判断して帰る。デッキに出るのだが、満員近かったのに割とスムーズに出られた。私は広島城に寄ったが、これなら新白島駅方面も問題なさそう。横川駅方面のルートもある。平和記念公園ルートも。街中スタジアムだけに撤退ルートはよくよく考えられているようだ。


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T.K. [MAIL]